月刊ウルフ

From：ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、

こんにちは、ウルフ村田です。

私は、相場が嫌に荒れているとき、
もしくはこれから荒れそうなときに、

「本当に買いたい銘柄が
　ないときには現金第一！」

とよく言っています。

これ、株式投資をする上で
絶対に持つべき意識ですので、

どうしてここまで
口すっぱく言っているのか、
ここで説明させてください。

投資はとにかく現金がないと
何もできないということは、
ご存知の通りだと思います。

要は、資金管理は
とてつもなく大事だよって話で、
この考え方を元に、

私は「キャッシュ・イズ・キング」
とも言っています。

直訳すると「現金は王様」、
そのまんまの意味です。

相場が乱高下しそうなときは、
資金を守るためにポジションを
すべて手仕舞いして、

少しでもお金を
手元に戻しておきましょうと
いうことです。

そうしておけば、
ある日突然に大暴落が
起こったとしても、

一切巻き込まれないので、
焦ることもなくなります。

少し話は変わりますが、
「企業」を経営する際も、

キャッシュ・イズ・キングの
考え方が出てきます。

環境とは常に変化していくものですから、
企業そのものも適応する必要があります。

そのためには、リスクを取ることは
避けては通れない道なのです。

しかし、そのリスクを取るのに、
使える資金がギリギリだったら
大事になりかねませんよね？

一方、潤沢な資金があるならば、
リスクを取って失敗したとしても、
次の手を考えられます。

実は株式投資もこれと同じで、
資金を十分に蓄えておけば、

リスクを取ったトレードをして
失敗してしまったとしても、
すぐに立て直せるわけです。
（取りすぎはダメですよ！）

これができれば、
新しい戦略を立てるのも
容易ですよね。

攻めるときは攻めるべきだとは
言っていますが、

怯むときは怯むべきという考えを
前提にしていることを、
ご理解いただければと思います。

徹底した値幅取りを意識し、かつ
興味のない銘柄は保有し続けないよう、
慎重にやっていきましょう！

ウルフ村田