アーカイブ:2025年 5月
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【月刊ウルフ通信】5/30号
5月29日 NY市場は反発して終わった。 ダウ平均:4万2215.73ドル(+117.03) S&P500:5912.17ポイント(+ 23.62) ナスダック:19175.87ポイント(+ 74.93) 朝方発表のGDP改定値が前期比年率でー0.2%と予想以上、しかし、個人消費は予想を下回る。週間失業保険申請件数は予想を上回る。継続受給者数も増加で経済指標はまちまち。一方では昨日の米国国債貿易裁判所によるトランプ関税の差し止め判決を受けて、関税政策への懸念が後退する中、朝方は揃って反発して始まった。 昨日のエヌビディアの好決算を背景に「情報技術」が上昇した。しかし、買戻…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】5/29号
5月28日 NY市場は反落して終わった。 ダウ平均:4万2098.70ドル(-244.95) S&P500:5888.55ポイント(- 32.99) ナスダック:19100.94ポイント(- 98.23) 寄り前には重要な経済指標の発表がない中、昨日のEUへの関税引き上げ延期を好感した買いが先行した。特に「エネルギー、情報技術」が買われた。しかし、その後はS&P500は節目の6000ポイントを視野に入れる中で、買い材料も乏しく積極的な買いが入らず、やや売りが優勢に転じ、マイナス圏に入ってしまった。 その後も軟調な動きが続いた、午後には英国紙がトランプ政権が中国へのAIソフ…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】5/28号
5月27日 三連休明けのNY市場は大幅反発した。 ダウ平均:4万2343.65ドル(+740.58) S&P500:5921.54ポイント(+ 118.72) ナスダック:19199.26ポイント(+ 461.96) 米国がEUの輸入品に対する50%への関税引き上げを7月9日まで延長すると発表したこと。朝方の経済指標が予想以上であった。住宅価格の下落もあってインフレ抑制になるとの見方もあって、朝方から全セクターが上昇。午前10時発表の5月消費者信頼感指数が予想を大幅に上回ったことで、さらに買い戻しが優勢に推移した。午後に入っても投資家心理はリスクオンの状態が続いた。S&P5…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】5/27号
5月26日 NY市場はメモリアルデーで現物市場は休場。 ただ、米国株式先物相場は上昇した。 トランプ大統領は欧州連合に課すと脅した50%関税について、発動の猶予期限を延長。圧力を強めては緩和するパターンの繰り返しが改めて鮮明になった。東京市場も、早朝までの時間外では売り先行で始まると予想されたが、一転、日本時間午前7時過ぎに、EU委員長と電話会談で、輸入品に50%関税発動が延長したとの報道もあって、買いが先行し、結局は37500円台で終わる相場になった。 米国先物市場では、S&P500種株価指数とナスダック100指数の先物はいずれも1%超上昇。しかし、ドル指数はほぼ2年ぶりの低水…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】5/26号
5月23日 週末のNY市場は下落した ダウ平均:4万1603.07ドル(-256.02) S&P500:5802.82ポイント(- 39.19) ナスダック:18737.21ポイント(- 188.53) 朝方、トランプ大統領がEUに対して50%の関税を課す考えを示した。また、「アップル」に対しても、iphone製造を米国内で行わない場合は25%の関税を課すと。こうしたコメントに対して、主要三指数は売り優勢で始まった。S&P500は一時1.27%まで下落した。その後の住宅関連の経済指標が予想を上回ったこと。今回のEUへの処置も中国との場合と同じで、関税引き下げも考えられるとし…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】5/23号
5月22日 NY市場はまちまちでした ダウ平均:4万1859.09ドル(-1.35) S&P500:5842.01ポイント(- 2.60) ナスダック:18925.73ポイント(+ 53.09) 朝方、税制法案が下院で可決され、財政赤字への懸念から10年物国債利回りが上昇、シカゴ連銀全米活動指数が予想と一致、新規失業保険申請件数は予想以下、継続受給者数も予想以下となる中、指数は前日比でほど変わらずで始まった。その後の経済指標が予想を上回る結果で、株式市場にも買戻しが向かった。ただ、午前10時の住宅関連指数が予想を下回ったことで、やや戻り売りもでたが10年物国債利回りがやや低…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】5/22号
5月21日 NY市場は続落して終わった ダウ平均:4万1860.44ドル(-816.80) S&P500:5844.61ポイント(-95.85) ナスダック:18872.64ポイント(- 270.07) 朝方は英国の4月CPIが予想を上回り、インフレ懸念が再燃し長期債の利回りがやや上昇し、その影響で主要三指数は売り先行で始まった。また、イスラエルがイランの核施設への攻撃を準備しているとの報道で「地政学リスク」も高くなった。小売大手ターゲットの決算も冴えなかったことで、全セクターが下落して始まった。 ただ、「アルファベット」がAIモード検索を発表したことで買いが向かい、コミ…詳細を見る