アーカイブ:2023年 7月
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【月刊ウルフ通信】7/31号
週末、28日のNY市場は反発して終わった。 ダウ平均:3万5459.29ドル(+176.57) ナスダック:14316.66ポイント(+266.55) S&P500:4582.23ポイント(+ 44.82) 朝方発表された6月PCEコアデフレータが前月より減速したこと。また、同時発表の個人消費支出は前月比で予想を上回る結果になった。インフレ低下と堅調な消費を受けて、ソフトランディングを確実視する見方が強く、リスク思考になり三指数は買い優勢で始まった。 昨日発表の「インテル」の2Q決算が予想を上回る。またその先の見通しも好調であること。同様に「KLA」も予想以上の決算で…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/28号
27日 NY市場は反落して終わった。 ダウ平均:3万5282.72ドル(- 237.40) ナスダック:14050.11ポイント(- 77.17) S&P500:4537.41ポイント(- 29.34) ECBは予想通り0.25%の利上げを決定。声明文では「金利を引き締め的な水準に設定する」と表現を変更。ラガルド総裁は9月以降の政策については、柔軟な態度で臨むと述べた。これを受けて欧州でも引き締めサイクルは終了が近いとの認識が広がる。また、アルファベットに続き「メタ」も広告収入が好調であったこと。 朝方発表された第一四半期GDP速報値が前年度比年率で+ 2.4%と予想…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/27号
26日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:(+89.05)3万5520.12ドル ナスダック:14127.28ポイント(- 17.28) S&P500:4566.75ポイント(- 0.71) 朝方の三指数は小幅安で始まる。決算発表した銘柄中心の売買で始まった。昨晩発表の「アルファベット」は広告需要が好調であったことで好感された。半面、「テキサスインスツルメンツ」は市場予想を下回る結果で半導体に警戒を示した。 トラック輸送の大手「オールド・ドミニオン」は市場予想を上回る結果で、資本財・コミュニケーション・サービスセクターは強含みで始まった。半面、情報技術・ヘルスケア…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/26号
25日 NY市場は続伸して終わった。 ダウ平均:3万5438.07ドル(+ 26.83) ナスダック:14144.56ポイント(+ 85.69) S&P50:4567.46ポイント(+ 12.82) 朝方7月FF連銀非製造業活動指数が前月を上回る。午前9時発表の5月FHFA住宅価格指数予想を上回る。同時発表の20都市住宅価格も前月比を上回る結果になったこと。IMFが米国のデフォルト懸念や銀行危機の回避などを背景に今年の世界GDP見通しを2.8%から3.0%に上方修正したことで、ナスダックは買い戻し先行。半面、資本財・生活必需品が売られて、ダウ平均は小幅安で始まる。 セ…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/25号
24日 NY市場は続伸して終わった。 ダウ平均:3万5411.24ドル(+ 183.55) ナスダック:14058.87ポイント(+ 26.07) S&P500:4554.644ポイント(+ 18.30) ユーロ圏7月製造業PMI・サービスPMIが共に市場予想を下回る。米国朝方発表の6月シカゴ連銀全米活動指数が予想以下。その為、10年物国債利回りが低下したが、市場の反応は鈍く、前日決算発表の「シェブロン」が予想以上となり、過去最高の株主還元を発表したことを受けて、三指数は買い先行。 その後発表された7月S&Pグローバル製造業PMI速報値が予想を上回り改善した。ただ、同…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/24号
21日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万5227.69ドル(+ 2.51) ナスダック:14032.80ポイント(- 30.51) S&P500:4536.34ポイント(+ 1.47) この日は重要な経済指標もなかったことで、方向感が乏しい中、朝方は、昨日大きく売り込まれた「情報技術・コミュニケーション・サービス・一般消費財」などに押し目狙いの買戻しで小幅反発。また、エネルギー・公益・ヘルスケアなどが続伸スタートで始まる。 その後は昨日決算内容が失望された「テスラ・ネットフリック」が再び売り優勢になった。また、来週決算予定の成長株の「アルファベット・メタ」に…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/21号
20日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万5225.18ドル(+ 163.97) ナスダック:14063.31ポイント(- 294.71) S&P500:4534.87ポイント(- 30.85) 朝方発表の新規失業保険申請件数が予想を下回る、堅調な雇用状態を示した。しかし、7月FF連銀景況感指数は予想を下回る結果、新規受注・出荷ともに悪化した。まちまちの経済指標の内容でしたが、10年物国債利回りは上昇して反応、また、「テスラ」の売り上げ、利益は予想を上回るが、一台当たりの粗利率が低下したことを嫌気して売り先行。また、「ネットフリック」のユーザー当たりの収入が減少した…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/20号
19日 NY市場は続伸して終わった。 ダウ平均:3万5061.21ドル(+ 109.28) ナスダック:14358.02ポイント(+ 4.38) S&P500:4565.72ポイント(+ 10.74) 6月、英国CPIが予想を下回り、前月よりも減速したことを受けて、グローバルなインフレ低下トレンドとして市場は好感。英国の利上げ観測も後退、欧州の国債利回りが低下、同時に米国10年物国債利回りも低下。朝方発表の6月住宅着工件数も予想を下回る。新築住宅市場の鈍化を示唆して、引き締めサイクルの終了が近いとの見方が台頭。主要三指数は堅調なスタート。 また、寄り前に発表された金融…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/19号
18日 NY市場は続伸して終わった。 ダウ平均:3万4951.93ドル(+ 366.58) ナスダック:14353.64ポイント(+ 108.69) S&P500:4554.98ポイント(+ 32.19) 朝方発表された6月の小売売上高は市場予想を下回る結果でしたが、前月分は上方修正された。また、コアでは予想が0.3%でしたが、0.6%と2倍に加速した。その為売り先行後、買戻しも入る動きでスタート。 7月FOMCでは0.25%の利上げは確実と見られる一方、最近の経済指標の鈍化傾向で利上げ後は停止観測も強く、インフレ低下>利上げサイクル停止>ソフトランディングという道筋…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】7/18号
先週末、14日のNY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万4509.03ドル(+ 113.89) ナスダック:14113.70ポイント(- 24.87) S&P500:4505.42ポイント(- 4.62) 大手金融銘柄の「JPモルガン・チェース。シティグループ。ウェルズ・ファーゴ」大手3行の決算内容が市場予想を上回る。また、「ユナイテッドヘルスグループ」の決算内容も市場予想を上回る結果で三指数は続伸で始まった。また、7月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回る結果になったこと。半面1年先、5年先の期待インフレが上昇したことで、利回りが上昇したことで、全体に重しがかかり、…詳細を見る