【月刊ウルフ通信】7/21号

先週末、7月17日のNY市場は主要3指数が揃って続落しました。

ダウ平均:5万2146.42ドル(-406.55)
S&P500:7457.69ポイント(-76.08)
ナスダック:2万5502.24ポイント(-361.70)

VIX指数は18.76(+12.20%)と大幅上昇。10年物国債利回りは4.549%とほぼ変わらず。SOX指数は1万1673.89ポイント(+1.63%)でした。

週明けの7月20日のNY市場も3日続落となりました。

ダウ平均:5万1839.26ドル(-307.16)
S&P500:7443.28ポイント(-14.41)
ナスダック:2万5508.07ポイント(-12.17)

米国とイランの対立激化が警戒される中、仲介国が両国に対して10日間の停戦を提案したと報じられたことを受け、主要指数は揃って上昇して始まりました。その中で半導体大手「アドバンスト・マイクロ」が買われ、その他の半導体関連にも買いが入り、情報技術セクターが上昇。また、新型半導体を発表した「アルファベット」も買われました。

しかし、中東情勢への警戒感は根強く、10年物国債利回りが上昇したこともあり、午後からは売り優勢に転じ、主要3指数は揃ってマイナスで取引を終えました。

VIX指数:18.66(-0.53%)
10年物国債利回り:4.594%(+0.44%)
SOX指数:1万1743.85ポイント(+0.60%)
原油価格:82.42ドル(-1.33%)
金価格:4008.15(-0.19%)

為替相場はドル円が162円50銭前後(ほぼ変わらず)、ユーロ円は185円54銭前後(やや円高)で推移しています。

225先物は6万4870円と前週末比約810円高。時間外の日経平均は6万4780円前後で推移しています。(午前8時2分現在)

3連休明けの東京市場は、買い戻し先行で始まると予想しています。

3連休前の東京市場では、「キオクシア」がストップ安となり、半導体・電子部品関連株が大幅安となったことで、日経平均は一時6万2704円まで急落しました。ハイテク株が全面安となった影響で投資家心理は一気に悪化し、それまで堅調だった金融株にも売りが波及した。TOPIXも2.7%超下落する全面安の展開となりました。

一方、週末のNY市場でも主要3指数は下落しましたが、東京市場ほどハイテク株が売り込まれる展開にはなりませんでした。

昨晩のNY市場は3日続落となりましたが、中東情勢を巡る緊張が続く一方で、仲介国による10日間の停戦提案が伝わったことで、原油価格は一時1バレル=85ドル台まで上昇した後に下落。ハイテク株にも朝方は買い戻しが入り、ナスダックは上昇してスタートしました。

主要半導体株では、「エヌビディア」「ブロードコム」「マイクロン」「アドバンスト・マイクロ」「インテル」などが揃って上昇し、SOX指数も小幅ながら反発して引けています。

こうした流れを受け、夜間225先物はNY市場開始前から買い戻しが入り、一時6万5990円まで上昇。その後も6万5500円前後で底堅く推移しました。しかし、午後に入り米主要3指数が下落へ転じたことで225先物も上げ幅を縮小し、終値は6万5080円となりました。時間外の日経平均は早朝時点で6万5000円前後で推移しています。

もっとも、NY市場ではAI半導体関連が落ち着いた動きを見せ、主要銘柄が揃ってプラス圏で終了したことに加え、夜間225先物も3連休前より高い水準を維持しています。また、先週末の東京市場では6月高値から約1万0000円の値幅調整となっており、テクニカル面からも自律反発を狙った買い戻しが入りやすい局面と考えられます。

そのため、朝方は先物主導で買いが入り、指数寄与度の高い半導体、値がさ株、電子部品株などが相場をけん引するとみています。

ただし、ハイテク株で大きな損失を抱えた投資家も少なくないとみられ、戻り局面では戻り売りも出やすいでしょう。上値は重く、6万5500円前後では利益確定売りが強まる可能性があります。

また、ストップ安となった「キオクシア」にどの程度の買い戻しが入るかも注目です。同社の動向は半導体関連株全体のセンチメントを左右する可能性があるため、注視したいところです。

今週の米国市場では、「アルファベット」「テスラ」に加え、「インテル」「テキサス・インスツルメンツ」など半導体関連企業の決算発表が予定されています。決算への期待はあるものの、足元では投資家の見方も厳しく、市場は慎重姿勢を強めています。主要企業の決算に対する市場の反応が今後の相場の方向性を左右するでしょう。

AI需要の拡大は続いていますが、一方で過剰投資への警戒感も根強く残っています。

東京市場でも来週から本格的な決算発表シーズンに入ります。これからは指数全体の動きよりも、「個」の決算内容や業績を重視する相場へ移行すると考えています。

決算ファイト本番に向け、今週はしっかりと利益を積み重ね、ポジションに余裕を持たせたいところです。基本戦略は「吹き値売り」を意識して臨みたいと思います。

《昨日の出来高急増銘柄》

■プライム

7581 サイゼリヤ
3946 トーモク
3580 小松マテーレ
3480 JSB
4275 カーリット

■スタンダード

5216 倉元
2354 YEデジタル
7640 トップカルチ
8105 BTCJPN
2134 北浜CP

■グロース

7359 東京通信G
3185 夢展望
7082 ジモティー
4572 カルナバイオ
5242 アイズ

  
《昨日のストップ高銘柄》※タッチも含む   

150A JSH 東G
2034 コスピベア 東EN
2354 YEデジタル 東S
7581 サイゼリヤ 東P
9439 MHグループ 東S

【ご注意】
特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。また、いかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。

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