アーカイブ：2021年 11月
-
◎月刊ウルフメルマガ 11月30日号【1096】
今回のテーマは、 「EV移行へ車産業変革」 「コマツが鉱山機械電動化」です。 〇FV移行へ生産方式見直し、産業変革 ガソリン車から電気自動車への移行が 世界的に加速する中、 国内の自動車部品メーカーが エンジン部品などに代わる 新たな製品開発を急いでいます。 EV生産が広がると、ガソリン車に 使われていた多くの部品が 不要になるためです。 「EVシフト」は、 70万人近い雇用を抱える 国内の自動車部品産業にも 変革を迫ります。 エンジンの点火プラグで 世界のシェアトップの 日本特殊陶業では、 蓄電容量を大幅に増やした 次世代電…詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月29日号【1095】
今回のテーマは、 「小型衛星、20年代半ばに、兵器探知も」 「テレワーク現状維持から縮小へ」です。 〇小型衛星で、極超音速兵器探知も 政府は、小型衛星による 観測網の構築に向け、 2020年代半ばに衛星3基を打ち上げ、 実証試験を行う方針を固めました。 災害状況の把握や 海洋監視への活用が期待され、 将来的には中国やロシアが開発をすすめる 「極超音速滑空兵器」などの 探知・追尾も視野に入れています。 これは読売新聞の報道です。 政府は、経済安全保障の強化に向け、 5000億円規模の 基金創設を打ち出していますが、 3基…詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月28日号【1094】
今回のテーマは、 「企業の不動産売却、海外勢が取得攻勢」 「IPO、15年ぶりの高水準」です。 〇コロナ禍で企業の不動産売却急増、 海外勢が攻勢 コロナ禍で苦境に陥った企業が、 保有する不動産を 手放す動きを強めています。 今年度、不動産売却を公表した企業は、 リーマン・ショックが起こった 2008年度以来13年ぶりの 高い水準になる可能性が出てきました。 資金力に勝る海外の投資ファンドが コロナ禍の収束を見据え、 日本で取得攻勢を かけていることも背景にあります。 私鉄大手の東急は今年9月、 東京・千代田区のオフィスビルを …詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月27日号【1093】
今回のテーマは、 「Go To接種、陰性証明が条件」 「地方にデータセンター整備」です。 〇Go To 上限1万円に、条件付けて 国土交通省は、昨年末から停止している 観光支援策「Go TO トラベル」の 再開に向けた見直し策を発表しました。 旅行代金の割引上限額を 1万4000円から1万円に引き下げ、 ワクチン接種証明や検査の陰性証明の 提示を条件とすることが柱になります。 感染状況を見極め、 来年1月下旬以降の再開を見込みます。 新たなトラベル事業は、 1人1泊当たりの旅行代金の割引率を 従来の35％（上限1万4000円）から…詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月26日号【1092】
今回のテーマは、 「オンライン診療の課題」 「世界の半導体、最高益に」です。 〇オンラインの診療、 対応医療機関が15％ パソコンやスマートフォンを介した 「オンライン診療」が来年度から 本格的に制度化されるのにあたり、 国のルール作りの議論が 大詰めを迎えています。 いまのところ、 オンライン診療に対応できる医療機関は 15％にとどまり、普及に課題もあります。 国内のオンライン診療は、 新型コロナの流行を機に広がり始めました。 感染対策として、政府は昨年4月、 初診から利用できるように 特例的に制度を変更。 自宅…詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月25日号【1091】
今回のテーマは、 「悪い円安への警戒感」 「コンテナ輸送量が最高に」です。 〇「悪い円安」に原料費上げの警戒感 円安・ドル高が加速しています。 すでに、東京外国為替市場で 1ドル＝114円90銭台をつけ、 約4年8か月ぶりの水準となりました。 原材料価格が高騰する中、 輸入品の価格を一段と押し上げ、 企業や家計の負担が増える 「悪い円安」への 警戒感が強まっています。 円相場は今年9月中旬の109円から わずか約2か月で5円以上、 円安・ドル高が進みました。 日米の金利差拡大が一因です。 米国の長期金利は 米…詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月24日号【1090】
今回のテーマは、 「地銀が増益や黒字化」 「予算編成はデジタル重点に」です。 〇地銀の9割がコロナ対策で増益や黒字化 上場する地方銀行・グループ77社の 2021年9月中間決算が出そろいました。 SBI証券によれば、 全体の約9割が最終利益で 増益か黒字転換になりました。 コロナ対策の特別融資による 金利収入の増加や、 融資の焦げ付きに備える 与信関連費用の減少が主な要因です。 ただ、コロナ禍後には 利払いや返済で融資先の資金繰りが 厳しくなる恐れもあります。 集計によれば、77社の最終利益の合計は 前年同期比で、37.6％…詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月23日号【1089】
今回のテーマは、 「GDPが二期ぶり減」 「半導体調達、3段階で支援」です。 ◯巣ごもり需要一巡で、GDPが減る 内閣府が発表した2021年７～9月期の 国内総生産(GDP)速報値は、 物価変動の影響を除いた実質で 4～6月期比0.8％減となり、 2四半期ぶりのマイナス成長となりました。 10～12月期は回復が見込まれますが、 原油の値上がりや半導体不足などが 重しとなる可能性があります。 山際経済再生相は記者会見で、 「景気は持ち直しの動きが 続いているものの、 そのテンポは弱まっており、 政策による下支えが必要な状況」と 述べました…詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月22日号【1087】
今回のテーマは、 「外出増で、消費が急回復」 「Go To、来年1月中旬にも」です。 〇飲食来店が3割増える、消費回復へ 政府の緊急事態宣言や飲食店への 営業時間の短縮(時短)要請で、 大打撃を受けた外食、 観光関連の消費が急速に回復しています。 新型コロナウイルスの 感染拡大が落ち着きつつあり、 外出する人が増えているためです。 ただ、コロナ禍による消費者の 行動様式の変化は根強く定着、 以前の活況には時間がかかるようです。 消費が回復した要因は、 10月末で従業員向けの 会食制限を解除した会社が多く、 接待利用を中心に連日、 …詳細を見る -
◎月刊ウルフメルマガ 11月21日号【1086】
今回のテーマは、 「東芝、三分割の狙いは何か」 「トヨタが生産を最高水準に」です。 〇東芝が3分割、 東芝存続の事業はキオクシア 東芝は、 会社を3分割する方針を発表しました。 原子力発電から半導体まで 幅広い事業を手掛ける 「総合電機」メーカーの看板を下ろし、 分割して専門分野に集中する狙いが あるようです。 国内の大手企業による 本格的な会社分割は初めてとなります。 原子力発電などを手掛ける 「インフラサービス」と、 ハードディスクドライブなどの「デバイス」の 2社に事業を分割し、 2024年3月期の後半に株式上場さ…詳細を見る
