◎急速な建設進む中国の再生エネルギー【537】

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脱炭素の動きが
世界中で活発化していますね。

日本の脱炭素関連が
言われていますが、
世界に目を向けると。

「やはり、中国か」
というような気がします。

◎急速な建設進む中国の再生エネルギー

世界が、ついに、
「カーボンゼロ」に向けて
動き出しましたね。

私はコロナが蔓延する
2020年初めに
「温暖化どうするのか」。

「子供たちの未来を守らないと」。

このように考えていましたが、
今になって、ようやく
「環境」「脱炭素」が
大きなテーマになってきましたね。

時も、アメリカで大統領が
トランプから環境重視の
バイデンに変わり、
その流れを強めています。

ただ、こうした中でも、
台頭してきた中国は強かです。

いま、中国最大級の太陽光発電が
中国の砂漠地で建設されています。

いままで、不毛な大地、
砂漠がこれからは
太陽光や風力の可能性を
存在感を示しつつあります。

中国は北京から700キロの砂漠では、
「ダラト太陽光発電」が
建設されているようです。

完成時には
広さ67平方キロメートル。

山手線の内側を
満たすだけの壮大な規模。

原発二基分の200万キロワットの
発電能力を備えます。

コストに注目。

なんと、日本の太陽光発電の
約3分の1です。

立地する内モンゴル自治区オルドス市は、
半分が砂でおおわれています。

黄砂の発生源で、
無価値だった地域が
再生エネルギーの宝庫に代わっています。

世界の太陽光の発電量に占める
中国の比率は2010年で2%だったものが、
2018年には32%までに急上昇しています。

欧米、中国、日本の再生エネルギー。

これからは不毛な場所をいかにして
再生エネルギーの宝庫にするのか。

海に囲まれ、
風では負けない日本。

風力の点では
負けないかもしれません。

世界がしのぎを削り始めた
再生エネルギー。

これから、
新たな競争の時代が来ます。

様々な企業の取り組みに注目し、
チャンスをものにしましょうね。

石井勝利。
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