アーカイブ:2025年 3月
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【月刊ウルフ通信】3/18号
3月17日 週明けのNY市場は続伸して終わった。 ダウ平均:4万1841.63ドル(+353.44) S&P500:5675.12ポイント(+ 36.18) ナスダック:17808.66ポイント(+ 54.57) 朝方発表された2月小売売上高は前月比+ 2%と予想を下回るが、GDPに反映されるコア売上高が市場予想を上回る結果であった。こうしたことで、寄り付きは三指数は小幅安で始まるが、エネルギー・不動産などのセクターがテクニカル的な買いが向かい、その直後には三指数はプラスに転じた。 その後、ベンセント財務長官「市場の調整は健全である」と述べ、株式市場が下落しても政策に変…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/17号
3月14日 NY市場は反発して終わった。 ダウ平均:4万1488.19ドル(+674.62) S&P500:5638.94ポイント(+ 117.42) ナスダック:1万7754.09ポイント(+ 451.08) 朝方発表された 3月のミシガン大学消費者信頼感は2022年11月以来の水準まで落ち込んだ。同データでの1年先のインフレ期待が2022年以来の高水準であったが、相場の崩れがなかった。買戻し先行で始まる。 特にハイテクなどの成長株セクターが買われて、相場をけん引した。「エヌビディア」は5.27%、テスラは3.86%上昇。その他のマグニフィセント・セブン銘柄はアルフ…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/14号
3月13日 NY市場は下落して終わった。 ダウ平均:4万0813.57(-537.36) S&P500:5521.52ポイント(-77.78) ナスダック:17303.01ポイント(- 345.44) 朝方から主要三指数が売り先行で始まる。その後も売り圧力が高く、一時買戻しが入る場面もあった。しかし、EU・米国での相互による関税引き上げを表明したことを受けて幅広く売りが出ていた。米国の鉄鋼・アルミニウムへの25%関税引き上げから始まり、EUは米国製品のウイスキーを含む260億ユーロ相当の関税引き上げをコメント。それに対してトランプ大統領がEU製品のウイスキー・ワインに200…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/13号
3月12日 NY市場はまちまちで終りました。 ダウ平均:4万1350.92ドル(ー82.55) S&P500:5599.30ポイント(+ 27.23) ナスダックは:17648.45ポイント(+ 212.35) 2月消費者物価指数(CPI)で前年比で1月よりも鈍化したことでインフレ圧力が低下したことを受けて、主要三指数は反発して始まる。しかし、トランプ関税への報復として、欧州・カナダが米国に対して報復関税を計画していると発表した為、一転売り優勢の展開になったが、その後はハイテク・テクノロジー関連に買戻しが向かい向かった。個別セクターでは「情報技術+ 1.56%、コミュニケー…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/12号
3月11日 NY市場は続落して終わった。 ダウ平均:4万1433.48ドル(-478.23) S&P500:5572.07ポイント(-42.49) ナスダック:17436.10ポイント(- 32.22) NY市場は朝方から三指数は売り先行で始まった。トランプ政権への関税政策に対する不透明感が引き続き市場の重しになっている。鉄鋼・アルミなどに25%の関税をかけることで貿易摩擦が本格的に懸念材料になっていた。 S&P500も2月19日に高値から10%超下落する場面もあって、調整入りしたと見られ、その後も売り圧力が高くなっていた。トランプ大統領がカナダから米国に輸入される全てに対す…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/11号
3月10日 週明けのNY市場は大幅に反落した。 ダウ平均:4万1911.71ドル(-890.01) S&P500:5614.56ポイント(-155.64) ナスダック:17468.32ポイント(- 727.90) NY市場は朝方から売り優勢で始まる。日曜日の報道番組でトランプ大統領の発言から、今後の景気後退に関して否定することもなく、今の政策で景気後退があるかもしれないと肯定できると株式市場は受け止めた感じです。 関税政策・政府職員の大量解雇による景気後退懸念の台頭がこの日も株式市場を不安定にしたようです。相場的には、ナスダックは既に調整局面入り、S&P500も調整入りに…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/10号
3月7日 NY市場は反発して終わった。 ダウ平均:4万2801.72ドル(+222.64) S&P500:5770.20ポイント(+ 31.68) ナスダック:18196.22ポイント(+ 126.96) 朝方発表された2月雇用統計では、非農業部門雇用者数が15.1万人増で予想を下回り、1月分も下方修正された。失業率は4.1%と予想以上。平均時給は前月比で予想と一致。前年比では予想を下回る結果。総じて軟調な内容を背景に主要3指数は下落して始まった。その後は、直近の軟調な経済指標を受けて、トランプ政権が関税に絡みやや緩和的な対応を行うとの期待が聞かれる中、売り先行が買戻しも…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/7号
3月6日 NY市場は反落して終わった。 ダウ平均:4万2579.08ドル(-427.51) S&P500:5738.52ポイント(-104.11) ナスダック:18069.26ポイント(- 483.47) ECBの予定通り利下げが決定したものの、2025年のインフレ見通しが2.3%に引き上げられた。週間失業保険申請件数は予想を下回った。しかし、関税を背景に景気悪化とインフレ懸念が高まる中、主要指数は売り先行で始まった。全セクターが下落する中、半導体大手の「マーベル・テクノロジー」の決算が失望されて情報技術セクターが大きく下落。その後、一時下げ渋る動きもあったが、正午から再び…詳細を見る