アーカイブ:2023年 6月
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【月刊ウルフ通信】6/16号
15日 NY市場は上昇して終わった。 ダウ平均:4万4408.06ドル(+ 428.73) ナスダック:13782.82ポイント(+ 156.34) S&P500:4425.84ポイント(+ 53.25) ECBが利上げを決定。5月小売売上高は市場予想を上回る結果。週間失業保険申請件数は予想を上回る結果。これらのことで、小幅安で始まる。しかし、その後は買戻し優勢でプラス圏に浮上した。 経済指標の内容から10年物国債利回りは低下したことで成長株中心に買戻し優勢。市場は今後の利上げに関して懐疑的で、あと1回の利上げで終了するだろうとの見方が台頭。ソフトランディング期待が主…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/15号
14日、NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万3979.33ドル(- 232.79) ナスダック:13626.48ポイント(+ 53.16) S&P500:4372.59ポイント(+ 3.58) 朝方発表された5月PPIは予想を下回り前月から減速。同様にコアPPIも減速を示した。市場はインフレ圧力が軽減していると判断、FOMCでは利上げ見送りが確実視されて、S&P500は小幅上昇(ダウ・ナスダックはマイナススタート)10年物国債利回りは低下したことで情報技術が寄り付き後買戻しが入る。 その後ダウ平均は軟調、半面、ナスダック・S&P500は午前中は上昇して推移。午後…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/14号
13日 NY市場は続伸して終わった。 ダウ平均:3万4212.12ドル(+ 145.79) ナスダック:13573.32ポイント(+ 111.40) S&P500:4369.01ポイント(+ 30.08) 朝発表された5月CPIは前月比+ 0.1%と予想と一致。前年度比は若干下回る結果で、前月より減速した。インフレ率の鈍化トレンドが確認できたことで、今回のFOMCでは利上げ見送りとの確率が90%になったこと。また、昨日引けに発表された「オラクル」の決算では「AI需要」を背景にクラウドインフラの予想以上の増収を示したことで、再びAI熱が高まり、情報技術が続騰した。三指数も上昇…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/13号
週明け、12日のNY市場は続伸して終わった。 ダウ平均:3万4066.33ドル(+ 189.55) ナスダック:13461.92ポイント(+ 202.78) S&P500:4338.93ポイント(+ 40.07) S&P500が先週、昨年安値から20%超上昇したことで、テクニカル的に弱気相場から強気相場への変化したことで、三指数は続騰して始まった。今週、FOMCではFF金利を据え置くとの予想コンセンサスで、引き締めサイクルも終了が近く、リセッションは回避できるとの見方も強くなった。 生成AIが新しい成長テーマとなったことで、本日のそれらに関わる銘柄への資金流入が大きく…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/12号
先週末9日のNY市場は小幅続伸して終わった。 ダウ平均:3万3876.78ドル(+ 43.17) ナスダック:13259.14ポイント(+ 20.62) S&P500:4298.86ポイント(+ 4.93) この日には重要な経済指標もなく、また、来週にはCPIの発表、FOMCも控えていることで、動きづらい面もあり材料不足で始まった。その中でテスラがGMと2025年から電気自動車の充電規格統一などを通じて提携すると発表されたことを好感。引き続き生成AI関連も物色対象になり、S&P500、ナスダックはプラスで始まった。 また、「ネットフリックス」がアナリストレポートで買い…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/9号
8日 NY市場は上昇して終わった。 ダウ平均:3万3833.61ドル(+ 168.59) ナスダック:13238.52ポイント(+ 133.62) S&P500:4293.93ポイント(+ 26.41) 朝方発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回る結果になったことで、やや労働市場も鈍化傾向を示したことで10年物国債利回りが低下したことを受けて寄り付き後上昇した。一般消費財・情報技術が堅調反発して始まる。半面、エネルギー関連・金融・素材は軟調なスタート。 しかし、10年物国債利回りが低下する中、物色する幅が広がり買戻しも向かった。その後は「アマゾン」が上昇したこ…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/8号
7日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万3665.02ドル(+ 91.74) ナスダック:13104.90ポイント(- 171.52) S&P500:4267.52ポイント(- 16.33) 中国の5月輸出は前年度比が予想を大幅に下回る結果になった。また、OECDが今年の世界経済成長率が前年比鈍化予想になったが、そのことで米国がリセッションすることはないと。反対にインフレ圧力が低下したことで、朝方は買い先行で続伸スタート。 特に原油在庫が減少したことで原油先物価格が上昇しエネルギー関連が堅調。また素材・商品関連も上昇して始まる。昨日上昇した「コミュニケーション…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/7号
6日 NY市場は反発して終わった。 ダウ平均:3万3573.28ドル(+ 10.42) ナスダック:13276.42ポイント(+ 46.99) S&P500:4283.85ポイント(+ 10.06) 本日は重要な経済指標の発表もなく、材料難で方向感が乏しい。原油価格の下落でエネルギー株も軟調、「アップル」「エヌビディア」も活況な動きを演じていたため、利益を確定する動きで三指数は小幅安で始まった。 その後は、昨日発表されたISM非製造業も市場予想を下回ったとしても50を超えていること。インフレ鈍化を示すものもあって、6月利上げ観測が後退して、買戻しが入る。また、世界銀行…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/6号
週明けの5日のNY市場は反落して終わった。 ダウ平均:3万3562.86ドル(- 199.90) ナスダック:13229.43ポイント(- 11.34) S&P500:4273.79ポイント(- 8.58) 先週金曜日の雇用統計で雇用増加・賃金インフレの鈍化で市場ではソフトランディングの期待もある。しかし、S&P500は先週1.8%上昇。昨年10月安値から19.7%上昇しており、さすがに高値警戒感もあって、売り買い交錯して始まった。 OPEC+でサウジが7月まで日量100万バレルの減産を発表したことで、原油価格が上昇したことでエネルギー株が買い先行で始まる。その他では…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】6/5号
6月2日 週末のNY市場は大幅続伸して終わった。 前日、上院でも債務上限停止法案が可決され、バイデン大統領の源に送られ成立の状態になった。目先の不安も解消されたこと。朝発表される5月雇用統計で予想を大幅に上回る33.9万人増加。過去2か月分も上昇修正で雇用の堅調を示す力強い数字でした。一方、失業率は3.7%と予想を上回る。平均時給は前月では予想と一致。前年比では前月より減速し予想を下回る。これらのことで朝方は続騰して始まる。 10年物国債利回りが上昇したことで情報技術・コミュニケーション・サービスがやや重い動きになり、ナスダック・S&P500はダウ平均に比べて押し戻される場面もあっ…詳細を見る