アーカイブ:2023年 4月

  • 【月刊ウルフ通信】4/14号

    13日 NY市場は反発して終わった。 ダウ平均:3万4029.69ドル(+383.19) ナスダック:12166.27ポイント(+236.93) S&P500:4146.22ポイント(+54.27) 朝方発表された3月PPIが予想外のマイナスとなったこと。コアPPIも前月比+ 0.1%で予想を下回る結果になった。2月から大きく減速し連銀が注目しているコアPCEインフレ指数を押し下げる要因になると見られ、債券利回りは長短ともに大幅に低下。また、週間新規失業保険申請件数も予想よりやや増加して、僅かながらも労働市場も鈍化傾向を示したことで3指数は揃って買戻し先行で始まった。 …
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  • 【月刊ウルフ通信】4/13号

    12日 NY市場は下落して終わった。 ダウ平均:3万3646.50ドル(ー38.29) ナスダック:11929.34ポイント(ー102.54) S&P500:4091.95ポイント(ー16.99) 朝方発表された3月CPIは前月比+0.1% 前年度比+0.5%といずれも予想を下回る。ガソリンなどエネルギー価格が大きく下落したことで鈍化した。10年物国債利回りは低下したことで3指数は買戻し先行で始まった。 しかし、コアインフレが依然高く、住居費を除くサービスコアが鈍化したが水準が前月比+5.8%を維持していることで、5月も0.25%利上げの見通しを変えることはないと見ら…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/12号

    11日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万3684.79ドル(+98.27) ナスダック:12031.88ポイント(ー52.48) A&P500:4108.94ポイント(ー0.17) 朝方発表されたIMFが今年の世界成長率は2.8%、来年も3%と1月時点から下方修正されたこと。ウィリアム連銀総裁が年内あと1回利上げと3月時点のドットが示した予測は正当であると述べ、インフレは依然として目標を大幅に上回っている。物価動向もあまり改善されていないと指摘。タカ派的な指数を示した。金利上昇を受けて成長株が売られた。指数は前日の終値近辺でスタートした。 半面、エネルギー・…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/11号

    10日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万3586.52ドル(+101.23) S&P500:4109.11ポイント(+4.09) ナスダック:12084.36ポイント(ー3.60) 先週発表された雇用統計では市場の中間予想を上回る結果。失業率も3.5%と予想を下回る結果で堅調な雇用の増加・失業率の低下を受けて、次回FOMCでの0.25%利上げの確率が75%に上昇。短期債主導で債券利回りが上昇。ドル指数も上昇したことを受けて、主要3指数は売り優勢で始まった。 特に「一般消費財・コミュニケーション・サービス・情報技術」中心に売り先行で始まる。S&P500は寄り付…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/10号

    7日がグットフライデーで米国株式市場休場でした。 また、7日に発表された「米国・雇用統計」3月は23万6000に増加と市場予想は下回ったものの、数値自体は堅調であった。ここ雇用状況も鈍化傾向が示されていたが、失業率は2月の3.6%から3.5%に低下しており労働市場の逼迫は続いている。その為、次回5月初めのFOMCでは0.25%の利上げ観測がつよくなった。今回の雇用統計の内容から見て短期的なリセッションリスクについての懸念ば後退したこともあって、利上げ観測が強まったと市場関係者は見ている。 今週も米国では重要な経済指標が発表される。4月12日(火曜日)に3月消費者物価指数(CPI)の…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/7号

    6日 NY市場は上昇して終わった。 ダウ平均:3万3485.29ドル(+2.57ドル) ナスダック:12087.96ポイント(+91.09) S&P500:4105.02ポイント(+14.64ポイント) 朝方発表の週間失業保険申請件数は予想を上回る結果。前週も大幅に上方修正と。今週発表された労働関連の指標がすべて、雇用の鈍化を示すものと受け止められた。また、小売り大手の既存店売り上げが失望される結果であったことで消費鈍化懸念。また、IFMが今後5年間の世界経済の成長見通しも減速する見通しと発表されたこともあって、主要指数は売り先行で始まった。 その後ブレード連銀総裁が…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/6号

    5日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万3482.72ドル(+80.34) ナスダック:11996.86ポイント(-129.47) S&P500:4090.38ポイント(-10.22) 朝方発表されたADP雇用統計は予想を大幅に下回る結果になったこと。昨日発表された求人数の結果からも雇用の鈍化を示唆すると受け取られた。また、メスター連銀総裁が「FF金利はもう少し引き上げる必要があるが、5月FOMCで利上げに動くかはまだ分からない」と述べ、一部ではタカ派トーンがやや和らいだとも見えたが市場の反応は乏しく、S&P500、ナスダックは売り先行で始まった。 昨日同様に…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/5号

    4月4日 NY市場は下落して終わった。 ダウ平均:3万3402.38ドル(-198.77ドル) S&P500:4100.60(-23.91ポイント) ナスダック:12126.33ポイント(-63.13ポイント) 「JPモルガン・チェース」のダイモンCEOが株主に宛てた年次書簡において、米国の地銀危機はまだ終わっていない。今後何年も影響が残ると述べた。とはいえ堅調な個人消費を鈍化させるかどうかは不透明とも述べていた。このことでダウ平均はやや売り先行、半面、S&P500、ナスダックはやや買戻し先行で始まった。 午前10時発表の2月製造業受注は前月比でマイナス。市場予想も下…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/4号

    おはようございます。 大魔神です。 4月3日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万3601.15ドル(327.00ドル高) S&P500:4124.51ポイント(15.20ポイント高) ナスダック:12189.45ポイント(32.45ポイント安) 日曜日にOPEXプラスが減産を発表したことで、原油価格が上昇。ブラード連銀総裁が今の状況が続くならば、FF金利を5%以上になる必要があるとタカ派的な発言もあって、ダウ平均はエネルギー株が上昇したことでプラスで始まる、半面、S&P500、ナスダックは売り先行で始まった。 その後9時45分発表の3月S&Pグ…
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  • 【月刊ウルフ通信】4/3号

    おはようございます。 大魔神です。 先週末31日、NY市場は3日続伸して終わった。 ダウ平均:3万3274.15ドル(415.12ドル高) ナスダック:12221.91ポイント(208.44ポイント高) S&P500:4109.31ポイント(58.48ポイント高) 朝方発表の2月PCEコアデフレータは市場予想を下回り前月から減速。また、多くのFOMCメンバーが注目していた家賃を除くコアサービス価格も前月から大幅な減速を示した。2月個人所得は市場予想を上回るものの、個人消費支出が予想を下回り、注目されていた経済指標の内容がインフレ鈍化を示したことで10年物国債…
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