アーカイブ:2024年 10月
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【月刊ウルフ通信】10/8号
10月7日 週明けのNY市場は反落して終わった。 ダウ平均:4万1954.24ドル(- 398.51) ナスダック:17923.90ポイント(- 213.95) S&P500:5695.94ポイント(- 55.13) 先週発表の堅調な9月雇用統計を背景に、朝から10年物国債利回りが上昇となる中、主要指数は揃って小幅安で始まる。また、イスラエルがイランの石油インフラを攻撃するとの観測が強まっていることで、原油先物価格が上昇したことで、一般消費財・公益・生活必需品などのセクターが売られた。一方、エネルギーセクターは買われた。 午後には成長セクターに売りが強くなり、全般的に指数…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】10/7号
先週末10月4日のNY市場は反発して終わった。 ダウ平均:4万2352.75ドル(+ 341.16) ナスダック:18137.85ポイント(+219.38) S&P500:5751.07ポイント(+ 51.13) 朝方発表された9月雇用統計は非農業部門雇用者が25.4万人増と予想を大幅に上回る。過去2か月分も上方修正。失業率も予想以下。平均受給も前月比・前年比ともに予想を上回った。堅調な雇用市場を確認し、主要3指数は揃って上昇して始まった。 また、前日引け後に港湾のストライキの一旦中止と報じられたことも株式市場を支える材料になったようです。 しかし、雇用統計が良かったこ…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】10/4号
10月3日 NY市場は反落して終わった。 ダウ平均:4万2011.59ドル(- 184.93) ナスダック:17918.48ポイント(- 6.65) S&P500:5699.94ポイント(- 9.60) 朝方発表の週間失業保険申請件数は予想を上回る。一方で継続受給者数は予想を下回る。また、イスラエルによるイランへの報復攻撃が大規模になるとの報道もあって、中東情勢の警戒感。港湾のストライキによる景気への悪影響も気掛かりでNY市場は売り先行で始まった。 その後、8月製造業受注が予想を下回る。耐久財受注は予想と一致。9月ISMサービス業景況指数は予想を上回る。これらの経済指標を…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】10/3号
10月2日 NY市場は反発して終わった。 ダウ平均:4万2196.52ドル(+ 39.55) ナスダック:17925.12ポイント(+ 14.76) S&P500:5709.54ポイント(+ 0.79) 朝方発表の9月ADP雇用統計は市場予想を上回る。その為、10年物国債利回りは上昇となる中、三指数は揃って下落して始まった。テスラの納車台数も予想を下回ったこと。昨日引け後に発表された決算が悪かった「ナイキ」も売られて一般消費財が売られ売りをけん引した。 しかし、概ね確りとした雇用市場を確認し、全般、買戻しが入り正午にはプラスに転じた。ただ、中東情勢の危機感もあって積極的な…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】10/2号
10月1日 NY市場は反落して終わった。 ダウ平均:4万2156.97ドル(- 173.18) ナスダック:17910.36ポイント(- 278.81) S&P500:5708.75ポイント(- 53.73) アップルがアナリストにより、iPhone16の生産削減の可能性を指摘されて、下落スタートしたことで、その他大手テクノロジー銘柄も下落。また、寄り付き直後にイランがイスラエルにミサイル攻撃をしたとの報道を受けて、今まではあまり材料視されなかった「地政学リスク」が意識されて市場はリスクオフ・ムードに嘆じた。 午前10時発表のISM製造業景況指数は市場予想を下回る。雇用関…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】10/1号
9月30日 NY市場は上昇して終わった。 ダウ平均:4万2330.15ドル(+ 17.15) ナスダック:18189.17ポイント(+ 69.58) S&P500:5762.48ポイント(+ 24.31) 朝方は中国の経済指標が予想を下回る結果、ドイツが成長見通しを引き下げたことで、NY市場はやや売り先行で始まる。その中で「公益・生活必需品」などディフェンシブ銘柄が買われた。 その後、9月シカゴPMIが予想を上回ったこと。金融政策による市場サポート期待から、S&P500は売り一巡後買戻しが入る。 午後はパウエル議長の講演で「全般、景気は確りしている」。質疑応答では市場の…詳細を見る