アーカイブ:2023年 8月

  • 【月刊ウルフ通信】8/17号

    8月16日 NY市場は続落して終わった。 ダウ平均:3万4765.744ドル(- 180.65) ナスダック:13474.63ポイント(- 156.42) S&P500:4404.33ポイント(- 33.53) 朝方発表の7月住宅着工件数は僅かに予想を上回る。また、8月NY連銀サービス業活動指数は前月を上回る結果となった。ただ、市場は午後のFOMCの議事録の発表を控えて僅かに売り先行で始まった。その中でディフェンシブ銘柄・エネルギーが底堅く始まる。 一方、2回目の値下げを発表した「テスラ」が売られて、一般消費財セクターも軟調、コミュニケーション・サービスも小幅安で始ま…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/16号

    8月15日 NY市場は反落して終わった。 ダウ平均:3万4946.39ドル(- 361.24) ナスダック:13631.05ポイント(- 157.28) S&P500:4437.86ポイント(- 51.86) 中国の7月鉱工業生産、7月小売売上高ともに市場予想を下回る結果。7月失業率は5.3%と予想を上回るなど、中国経済の減速への懸念が更に広がった。朝方発表の7月小売売上高は前月比+ 0.7%で市場予想を上回る。インフレ圧力が強くなるとの見方が台頭。高金利政策が長期化することへの懸念で主要三指数は売り先行で始まる。 中国関連で「エネルギー・素材」が大きく下落、また、「…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/15号

    14日、NY市場は反発して終わった。 ダウ平均:3万5307.63ドル(+ 26.23) ナスダック:13788.33ポイント(+ 143.48) S&P500:4489.72ポイント(+ 25.67) 中国の大手不動産企業がドル建て債の利払い不履行。大手資産運用企業の投資商品について顧客への支払い遅延があるとの報道で中国の経済・金融に懸念が広がったが、市場の反応は限定的で、三指数は小幅下落で始まった。 エネルギー・金融・資本財・素材などが軟調なスタート。また、テスラが中国での販売でモデルYの価格を引き下げたとの報道で売られ、一般消費財関連も下落。 しかし、大手…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/14号

    東京市場休場の10日のNY市場は反発して終わった。 ダウ平均:3万5176.15ドル(+ 52.79) ナスダック:13737.99ポイント(+ 15.96) S&P500:4468.83ポイント(+ 1.12) 先週末11日のNY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万5281.40ドル(+ 105.25) ナスダック:13644.85ポイント(- 93.14) S&P500:4464.05ポイント(- 4.78) 朝方発表された7月PPIが前月比+ 0.3%、前年比+ 0.8%と予想を上回り、前月から加速、コアPPIも予想を上回る結果になり、サービス・…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/10号

    8月9日 NY市場は続落して終わった。 ダウ平均:3万5123.365ドル(- 191.13) ナスダック:13722.02ポイント(- 162.30) S&P500:4467.71ポイント(- 31.67) イタリア政府が銀行の超過利益への課税に上限を設けるなどの修正を発表し、欧州市場では銀行株が反発。この流れで主要指数は概ね横ばいで始まった。昨日同様にエネルギー・ヘルスケア・公益・生活必需品などディフェンシブ銘柄が買われた。一方、情報技術・一般消費財が軟調なスタートでした。 中国7月のCPIが前年比でマイナスに転じたこと。同PPIも前年比マイナスになっており、需要…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/9号

    8月8日 NY市場は反落で終わった。 ダウ平均:3万5314.49ドル(- 158.64) ナスダック:13884.32ポイント(- 110.08) S&P500:4499.38ポイント(- 19.06) 中国7月輸出・輸入は前年度比でいずれも予想以下に悪化したことで、グローバル景気鈍化への警戒。イタリア政府が銀行の超過剰利潤に対して40%の課税を決定したことで、イタリアの銀行株が売られた。ムーディーズが資金調達コスト・商業不動産市場への懸念を背景に中小軍港10行の格付けを引き下げ。また、大手信託銀行6行についても格下げを検討しているとの報道。これらの材料を受けて三指数は売…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/8号

    8月7日 週明けのNY市場は反発して終わった。 ダウ平均:3万5473.13ドル(+ 407.51) ナスダック:13994.40ポイント(+ 85.16) S&P500:4518.44ポイント(+ 40.41) 朝方、NY連銀総裁が「追加利上げが必要かどうか答えはまだわからない」経済とインフレは正しい方向に進んでおり、政策金利はピークに近い、データ次第では、来年初めに利下げの可能性も排除しない」とコメント。また、中古車卸売価格も前月から低下した。そのことで、今週発表されるCPIの低下期待も高まり、三指数は小反発で始まる。 コミュニケーション・サービス・資本財・金融が…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/7号

    8月4日週末のNY市場は続落して終わった。 ダウ平均:3万5065.62ドル(- 150.27) ナスダック:13909.24ポイント(ー50.48) S&P500:4478.03ポイント(- 23.86) 朝方発表された、7月雇用統計では18.7万人増加で予想を下回る。2020年12月以降最も小幅な増加。更に5月・6月の2か月分についても下方修正となった。一方、失業率は3.5%と予想を下回る。平均時給は予想を上回る。強弱混じる結果になったが、労働需要の鈍化を重視されて、10年物国債利回りが急低下したことで、3指数は反発して始まった。 昨日発表された「アマゾン」の決算…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/4号

    3日 NY市場は続落して終わった。 ダウ平均:3万5215.89ドル(- 66.63) ナスダック:13959.72ポイント(- 13.73) S&P500:4501.89ポイント(- 11.50) 英国では0.25%の利上げを行いインフレが続く状況にさらに利上げの可能性があると示唆。欧州主要国債利回りが上昇する中、米国10年物国債利回りも上昇する流れ。また、新規失業保険申請件数は予想を若干上回るが、雇用は依然と堅調であるとの見方。その他の経済指標も好調であったことで、10年物国債利回りが4.16%を超える水準が重しとなって、三指数は続落で始まった。 「クアルコム」の…
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  • 【月刊ウルフ通信】8/3号

    8月2日 NY市場は下落して終わった。 ダウ平均:3万5282.52ドル(- 348.15) ナスダック:13973.45ポイント(- 310.46) S&P500:4513.39ポイント(- 63.34) 昨日、引け後に格付け会社「フィッチ」が米国外貨建て長期債の格付けを「AAA」から「AA+」に格下げた。驚きを示し市場はリスク資産を軽減しようとする心理が広がった。また、朝方発表の7月ADP雇用統計は予想を上回る結果になった。一方、賃金の上昇率は鈍化傾向を示していた。ただ、予想を上回る雇用の強さにより、連銀の引き締め策が長期化するとの見方もあって、10年物国債利回りが大幅…
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