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【月刊ウルフ通信】4/11号
4月10日 NY市場は下落して終わった。 ダウ平均:3万8461.51ドル(- 422.16) ナスダック:16170.36ポイント(- 136.28) S&P500:5160.64ポイント(- 49.27) 3月CPIは前月比+ 0.4%、前年比+ 3.5%と予想を上回る。コアCPIは+ 4.0%。前年比も+ 3.8%とこちらも予想以上。スーパーコアも上振れ要因になっている。これらを受けて、FF金利の6月利下げ確率が大きく低下し、年内の利下げも2回へと後退。10年物国債利回りが4.5%を超える水準まで急騰したことで、三指数は売り先行で始まった。 全セクターが下げたが、売り一…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/10号
4月9日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万8883.67ドル(- 9.13) ナスダック:16306.64ポイント(+ 52.68) S&P500:5209.91ポイント(+ 7.52) 昨夜、ブラード連銀総裁が今年3回の利下げが基本シナリオと述べたことを受けて、朝から10年物国債利回りが低下し、市場のセンチメントがサポートされて、三指数は小幅上昇して始まった。 しかし、その後、明日発表される3月CPI、今週末から始まる決算発表へ警戒が働き、全体的に利益を確定する動きから三指数はマイナス圏に入る。半導体関連、原油価格の下落もあってエネルギー関連にも利確の動きが見…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/9号
4月8日 週明けのNY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万8892.80ドル(- 11.24) S&P500:5202.39ポイント(- 1.95) ナスダック:16253.95ポイント(+ 5.43) 先週金曜日の雇用統計が予想以上に雇用が強く、一方、インフレ減速への期待。一方、10年物国債利回りは上昇し、4.46%を付ける圧迫材料もあって、三指数は横ばいで始まった。大型成長銘柄の「テスラ」が自動運転タクシー構想を発表して買い優勢。また、「アマゾン」に対しては投資判断引き上げを材料に買い優勢で始まった。 一方、ヘルスケア・情報技術・エネルギーはやや軟調な動きで始まる。…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/8号
4月5日先週末のNY市場は反発して終わった。 ダウ平均:3万8904.04ドル(+ 307.06) ナスダック:16248.52ポイント(+ 199.44) S&P500:5204.34ポイント(+ 57.13) 朝方発表された3月非農業部門雇用者数は30.3万人と予想の21.4万人を大幅に上回った。失業率は予想と一致で3.8%と前月より低下。労働参加率も前月より増加。平均時給は予想と一致。前年度比は前月より減速した。強い雇用であるが、賃金の伸びが穏やかとなり「インフレ懸念」が後退し、株式市場は好感して買戻し先行で始まった。 やや10年物国債利回りが上昇。利下げが先送りに…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/5号
4月4日 NY市場は下落して終わった。 ダウ平均:3万8596.98ドル(- 530.16) ナスダック:16049.08ポイント(- 228.38) S&P500:5147.21ポイント(- 64.28) 朝方発表の週間失業保険申請件数は予想を上回る。前週から増加した。雇用鈍化の兆しが見えるとして、10年物国債利回りは低下したことで、朝方は三指数が上昇して始まる。 10時にハーカー連銀総裁が「インフレは高すぎる」とコメント。バーキン連銀総裁は「利上げ前にインフレ低下を明確にする時間がある」と述べ。グールズビー連銀総裁は「2%のインフレ目標への最大の脅威は住宅価格」と指摘…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/4号
4月3日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万9127.14ドル(- 43.10) ナスダック:16277.46ポイント(+ 37.01) S&P500:5211.49ポイント(+ 5.68) 朝発表の3月ADP雇用統計は予想を上回り、前月も上方修正された。強い労働市場がインフレ要因であることが示唆された。これを受けて10年物国債利回りが4.4%台まで上昇。さらにボスティック連銀総裁が「経済が予想通りであれば、4Qに利下げを行うのが適切」と述べ、利下げ回数が1回とする可能性を示し、朝方は三指数はマイナス圏で始まる。 その後、ISM製造業景況指数が市場予想を下回り、1…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/3号
4月2日 NY市場は下落して終わった。 ダウ平均:3万9170.24ドル(- 396.61) ナスダック:16240.45ポイント(- 156.38) S&P500:5205.81ポイント(- 37.96) 朝方から10年物国債利回りが上昇、この流れが重しになり三指数は売り先行で始まる。ただ、原油価格の上昇もあって「エネルギー」や公益が堅調スタート。 「テスラ」の納車台数の発表があったが、市場予想を大幅に下回る結果で売り先行で始まったことも市場心理を悪化。 10時発表の求人件数が予想を上回る結果。同時発表の2月製造業受注も予想を上回る結果になったことで10年物国債利回り…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/2号
4月1日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万9566.85ドル(- 240.52) S&P500:5243.77ポイント(- 10.58) ナスダック:16396.83ポイント(+ 17.37) 朝方は金融日発表された3月PCEデフレータの内容が予想の範囲内であったこと。「パウエル議長」の会見も経済は強く利下げを急がないとコメント。一方で、利下げ迄はそう遠くないとも示唆したことで、三指数は小幅上昇して始まった。 しかし、10時発表のISM製造業景況指数50.3と予想を上回る。仕入れ価格も予想以上と前月から加速して、それを受けて10年物国債利回りが上昇。三指数はマイ…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】4/1号
3月29日 NY市場は「グッドフライデー」で休場でした。 経済指標の2月PCEデフレータの発表がありました。 2月のPCEコア価格指数は前月比+ 0.3%上昇。1月は+ 0.5%上昇で前月に比べて伸び率は鈍化。 今回の統計では一部サービス分野のインフレに関する指標が小幅な伸びにとどまったことから、FRBとしては安心感を抱く可能性があると市場関係者が指摘。 パウエル議長のコメントでは、「PCEのインフレデータは、ほぼ予想通り」また、当局は利下げを急いでいないと改めて表明した。インフレ抑制を示す証拠が増えるのを待ちたい考えだ。 「もう少しだけ確信を強め、あと2か月程度のデータを待…詳細を見る -
【月刊ウルフ通信】3/29号
3月28日 NY市場はまちまちでした。 ダウ平均:3万9807.37ドル(+ 47.29) S&P500:5254.35ポイント(+ 5.86) ナスダック:16379.46ポイント(- 20.06) 昨日引け後に「ウォラーFEB理事」が直近のデータはインフレ改善を疑わせるものと述べ、利下げには少なくともあと二か月のインフレ改善を示すデータが必要として、利下げ開始を急ぐ必要はないとの考えを示した。 週間失業保険申請件数は市場予想を若干下回る。雇用が基本的に堅調であることを示唆した。また、GDPは上方修正されて、10年物国債利回りが上昇したことで、成長セクターは売り、しかし…詳細を見る