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◎ファナックがEV、5Gで恩恵を受ける【552】
中国の景気回復と、 電気自動車(EV)への転換で、 ロボット関連、特に、 この業界のトップメーカーである ファナックに追い風が吹いています。 安川電機なども同じ環境でしょうか。 注目して、押し目を拾いたいところですね。 ◎ファナックがEV、5Gで恩恵を受ける ファナックは、1月27日に 2021年3月期の連結純利益が、 前期比で20%となる882億円になるとの 見通しを発表しました。 従来の予想は2%減の718億円でしたが、 一転して増益となります。 同社のみならず、 工場自動化(FA)機器の企業は 業…詳細を見る -
◎日生が投資先を「排出ゼロ」に絞る動きに【551】
脱炭素の流れは、 機関投資家の銘柄選びにも 波及してきましたね。 業績がどうの、ではなく、 「二酸化炭素ゼロ」への 取り組みが基準になり、 それに対応が不十分な企業は 「問答無用」での「売り」の 対象になります。 これは今後の投資対象の 企業選びの大切な要素であることに 留意したいものです。 ◎日生が投資先を「排出ゼロ」に絞る動きに 日本生命保険は、 社債と株式の投資先について、 2050年に全体で二酸化炭素 (CO2)がゼロになるようにします。 これは、投資先に対して、 排出削減を促し、 対応が不十分…詳細を見る -
◎米の株価不安、国内も身構える、慎重に【550】
NY株価の動きがおかしいですね。 急落が目立ちます。 連れて、東京も不安定です。 ◎米の株価不安、国内も身構える、慎重に 29日は、NY株価の急落を受けて、 東京も大幅に下落、 業績の良い半導体関連の銘柄も 大きく下げました。 この動きは「潮目」の変化の 兆しであり、用心が必要です。 国内の機関投資家も、 押し目を買おうとの意欲はあるものの、 ここで買い向かう勇気はないようです。 日経平均株価は連日の 400円以上の下落で、 終値で1月7日以来となる 2万8000円を割り込みました。 …詳細を見る -
◎中国が米包囲網に対抗して、電子部品産業を本格育成【549】
米中対立で、 中国に対するハイテク分野の 包囲網にさらされる中国。 いよいよ、反転攻勢に出てきましたね。 ◎中国が米包囲網に対抗して、 電子部品産業を本格育成 中国政府は29日、電子部品産業の 強化計画を発表しました。 ハイテク分野での対中包囲網作りを すすめる米国に対抗するため、 中国は半導体の国産化を 進めてきました。 さらに、電子部品にも対象を広げ、 自前のハイテク分野のサプライチェーン (供給網)を整備します。 センサーなどの電子部品は 日本のモノづくりが 強みとしてきた分野だけに、 日本の企…詳細を見る -
◎コンテナ船好調の海運大手、経常大幅増益【548】
海運大手の決算の良さが目立ちますね。 経済の担い手でもある船の輸送。 それは物の動きを、 経済の現状を、表しています。 ◎コンテナ船好調の海運大手、経常大幅増益 商船三井、川崎汽船など、 海運大手の業績が好調です。 川崎汽船は、 2021年3月通期の連結経常利益が 前期比で6倍の450億円になります。 損益ゼロとしていた 11月時点の従来予想から 大きな変化です。 商船三井も上方修正しました。 新型コロナウイルス禍からの 景気回復に伴い、 コンテナ船の輸出量が増えて、 今後も高い水準となる…詳細を見る -
◎電気自動車の流れ、建機まで【547】
脱炭素の流れは、 電気自動車の急速な電動化の 流れになっていますが、 これは建機にまで 影響を与えていますね。 ◎電気自動車の流れ、建機まで 建機大手のコマツは排気ガスを出さない 電池駆動の小型シャベルを、 2022年に欧州で発売する動きです。 電動で可能になった 「静音」の特徴もあるようで、 コマツではこれも「売り」にするようです。 一方すでに発売に踏み切っている日立建機は 電動ショベルの受注を21年度は、 前年度の二倍にします。 自動車に次いで、建設機械の分野でも、 脱エンジンを軸とした開発競争が 本格化す…詳細を見る -
◎「アップルカー」の衝撃、日本の自動車業界はどうする【546】
アップルがEV市場に 乗り込んできましたね。 「動くスマホ」。 これがコンセプトです。 ◎「アップルカー」の衝撃、 日本の自動車業界はどうする スマートフォンなどIT業界を 牽引してきた米アップルが 自動車分野(EV)に参入します。 自動運転技術を搭載した 電気自動車(EV)の製造を外部に委託し、 スマホと同様のビジネスモデルの 構築を目指します。 実現すれば、自動車産業の構造や 勢力図に衝撃を与えることになります。 ロイター通信や台湾メディアが昨年末に アップルの自動車参入を報じると、 アメリカのハイ…詳細を見る -
◎イトーヨーカ堂が移動スーパーを全国100店で【545】
巣ごもり、コロナ対策で、 ネットスーパーがにぎやかですが、 そこからこぼれた高齢者世帯などの 救済に動きだす小売業界が目立ちます。 ◎イトーヨーカ堂が移動スーパーを 全国100店で セブン&アイ・ホールディングス傘下の イトーヨーカ堂は、 2022年度をめどにして、 車に商品を積んだ移動スーパーを 全国展開します。 100店舗に利用者の自宅を回る 専用のトラックを置きます。 新型コロナウイルスの感染拡大で 高齢者など、外出を控える消費者が 増えています。 その一方で、ネットではなく、 商品を見て買いたいとの…詳細を見る -
◎不動産バブルで中国が住宅ローン規制【544】
新型コロナウイルス対策で 発行された景気刺激策などの紙幣が バブルを生み始めていますね。 ◎不動産バブルで中国が住宅ローン規制 中国の金融監督当局は、 2021年から銀行の住宅ローンや 不動産企業への融資に 総量規制を設け始めました。 これは日本のバブル時に 行われた金融規制と全く同じです。 バブルで集まる 投機資金の蛇口を 閉めようというもので、 世界的な傾向かもしれません。 中国では銀行の資産規模に応じて、 総融資残高に占める 住宅ローンなどの残高の 上限の比率を定めました。 対象は、中国国内の銀行で 外資系は含…詳細を見る -
◎日米独が台湾に半導体の増産要請【543】
半導体の不足が 世界経済の停滞を招く 恐れが出ているようですね。 スマホやパソコンで、 需要が高まる半導体。 自動車関連が「買い遅れ」から、 操業停止に追い込まれています。 ◎日米独が台湾に半導体の増産要請 自動車を中心に 世界で半導体が足りていない中で、 日米独の政府が台湾に対して、 異例の増産の協力要請をしました。 半導体不足による自動車の減産が長引けば、 世界経済の波乱要因にもなりかねないとの 懸念があります。 これを受けて、 台湾では政府が半導体の生産に 強い企業に増産を求めています。 半導体受託生産で 世界…詳細を見る