From：ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、

おはようございます。
ウルフ村田です。

今日は、理想的なトレードを
実現するために欠かせない

とっておきのテクニックを
ひとつご紹介します。

まず大前提として、

株式投資で安定した
成果を出すには、

いつでも戦略的な視点で
売買を行うことが求められます。

特に、新たに挑戦する銘柄を扱う際には、
より慎重な判断が必要です。

大きなリターンを狙って、
いきなり大量の株数で勝負に出ると、

思わぬ損失を招いてしまう
可能性が一気に高まります。

一か八かの勝負で
ドキドキを楽しむのも、

投資の一つの醍醐味かもしれませんが、

私たちが目指す
“理想のトレード”とは

少し異なるスタイルです。

そこで大切になるのが、

一度にまとめて買い込むのではなく、

少数の株数で段階的に
売買していく方法です。

こうしたアプローチを取ることで、
その銘柄の動きのクセや
特徴を把握しやすくなり、

より精度の高い戦略を
組み立てられるようになります。

この少量から
売買を始める方法を

『試し玉（ためしぎょく）』

と呼びます。

試し玉とは、
自分の相場観が正しいかどうかを
見極めるために、

少ない株数で相場に
入っていくテクニックです。

まるで、前線の様子を探る
“偵察部隊”のような存在。

そのため「探り玉」とも
表現されます。

たとえば、これから
初めて扱う銘柄の場合、

その値動きの特徴は
まだ掴めていませんよね。

そんなときに、
慣れた銘柄と同じ感覚で

一気に大きくポジションを
取ってしまうと、

リスクが非常に大きくなります。

とはいえ、
チャートを見ているだけでは

自分の見立てが合っているか
どうかは分かりません。

そこで役立つのが
「試し玉」なのです。

少ない株数で
エントリーしてみることで、

その銘柄の反応や値動きを
実際に体感することができ、

“感覚にズレがないか”を
確認できます。

何度か試し玉で様子を見て、

「これはいける」と
確信できたら、

少しずつポジションを
増やしていきます。

この“本格的に株数を
増やす動き”は、

『本玉（ほんぎょく）』

と呼ばれます。

少し試してみて、

・これはいける！と感じたら買い増す
・ちょっと違うと感じたらそれ以上は手を出さない

こうして、着実に利益を狙う
準備が整います。

もちろん、試し玉といえども
実際の売買なので、損益は発生します。

ただし、

大きな損失を
未然に防ぐリスク管理として、
とても効果的な手法なのです。

これから新しい銘柄に取り組む際や、
慎重に相場を判断したい場面では、

ぜひ「試し玉」を
取り入れてみてください。

それでは、来週のトレードも
しっかり準備して臨んでいきましょう(^^)

ウルフ村田

 

PS：

「上がる株にうまく乗れない…」

それは“初動”を
つかめていないから
かもしれません。

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