私が「ナンピン買い」をオススメしない真相

2024.10.26
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From:ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、

おはようございます。
ウルフ村田です。

今回は「ナンピン買い」
メリットとデメリットについて、
お話していこうと思います。

ナンピン買いは
デメリット面が強いため、

損小利大を
徹底している私としては
おすすめできません。

なぜおすすめできないのかは、
これから説明をいたしますので
ぜひお目通しください。

それではメリットから
見ていきます。

ナンピン買いをすると、
平均取得単価を
下げることができたり、

買い増しした株が
値上がりした場合、

得られる利益が
大きくなります。

具体的な例を見てみましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーー
①AとBが1株1,000円の銘柄を100株ずつ保有
②株価が500円まで落ちる
③Aは更に100株買い増し、Bはそのまま
④株価が1,500円まで上がったところで2人とも売却
ーーーーーーーーーーーーーーー

これを更に詳しく
見ていきますと、

Aの平均取得単価は、
「1,000円×100株+500円×100株」÷200株で750円。

Bは買い増ししなかったので、
1,000円のまま
その後株価は1,500円まで上昇。

Aは1株750円で買ったことになっているため、
1株あたりの利益は『750円』

Bは1株1,000円のままであるため、
1株あたりの利益は『500円』

このように、
株を安く購入した分、

得られる利益の差が
開いていることが
おわかりいただけたかと思います。

ナンピン買いした株の数が
多ければ多いほど、

最終的に得られる利益の量も、
ナンピン買いをしなかった場合に比べて
多くなっていくことになりますね。

ここだけ見れば、
「ナンピン買いってすごい!」
思えるのですが、

メリットと言っている以上、
当然デメリットも
存在しているのです

それも
決して見逃せないほどの
大きなものなので、

私としてはむしろここからを
理解していただきたいと
思っています。

ということで、
お次はデメリットの詳細を
見ていきましょう。

ーーーーーーーーーーーー
①AとBが1株1,000円の銘柄を100株ずつ保有
②株価が500円まで落ちる
③Aは更に100株買い増し、Bはそのまま
④株価が300円まで下がったところで2人とも売却
ーーーーーーーーーーーー

Bの平均取得単価は1,000円なので、
300円−1,000円で『−700円』の損失。

Aの平均取得単価は750円なので、
300円−750円で『−450円』の損失。

この時点ではBのほうが
損失額が大きいように
見えます。

しかし、Aはナンピン買いで
更に100株購入しているので、

Bの最終損失額は
100株×700円=70,000円
となりますが…

Aの最終損失額は
『200株×450円=90,000円』
となってしまいます。

得られる利益も大きいですが、
被る損失も同じだけ大きい
ということになるんですね。

以上で、
私がナンピン買いを
おすすめしない理由が

おわかりいただけたのでは
ないでしょうか。

強力ではありますが、
使い時を間違えると

大火傷を負う手法
であることは
覚えておいてください。

では今日はこのへんで(^^♪

日々のトレード・勉強も
頑張ってまいりましょう(*^o^*)

ウルフ村田

PS:

投資には一発でドカンと
成功するような近道は
ほぼありません。

大きなリターンの裏には大抵
一発退場を余儀なくされるほどの
高リスクが伴うため、

結局は、コツコツ損小利大を
積み重ねることが
一番の資産形成法になります。

先週のyoutube動画では
これから成長が期待される
激アツ5銘柄を紹介しましたので

コツコツでも資産を着実に
伸ばしていきたい方は
ぜひ参考にしてみてください(^^)
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One thought on “私が「ナンピン買い」をオススメしない真相

  1. 長期、積み立て的に保有で。先先、利が得られるかも。アドバイス、ありがとうございました。

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