「高値掴み」に先手を打つ方法

2021.6.19
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From:ウルフ村田
東京のトレードルームより、、、

おはようございます、
ウルフ村田です。

日経平均は、5月13日に2万7385円の
安値を付けてから底堅く推移してきていますね。

私としましては、
はやく暴騰してほしいな~と
思っているところです。

暴騰といえば、
ガッポリと利益を狙える
チャンスの代表格になりますが、

わずかなミスが、
命取りとなってしまう、
危険な場面でもあります。

ですので今回は、

『高値掴みしないための心構え』

についてお話しします。

株式投資における暴騰といえば、
誰もが待ち望むお祭りイベントです。

記憶に新しい相場ですと、
2020年3月のコロナショックで最安値をつけてから、
3ヶ月弱で日経平均株価は30%以上の暴騰を見せました。

30%以上の暴騰でボロ儲けした方も、
高値掴みして大損失を抱えた方もいます。

株価が暴騰している相場では、
ほとんどの方が興奮状態かと思われますが…

興奮するあまり判断力が鈍り、
ついやってしまいがちなのが
高値を掴んでしまうことです。

私は高値掴みのことを、
「ジャンピングキャッチ」と
読んでいます。

当然、高値掴みでは利益を得られません。

せっかくのお祭りイベントでも、
損切りのことを否応なしに考える
始末となってしまいます。

あなたも1度は経験ありませんか?

何を隠そう昔の私も
やらかしたことがあります(笑)

私も、ある銘柄が暴騰しているときは
それなりにテンションが上がり、
その銘柄を話題にすることがあります。

しかし、これについては、
「上がるから買って!」

と言っているのではなく、

上がったから切り替えることも視野に入れる」と
考えていただきたいと思います。

どれだけ上がっていたとしても、
その大きな波に乗れなかったり
高値掴みなどをしてしまえば、

枕を涙で濡らす羽目になります。

ですので、
「上がってるから買わなきゃ!」と
短期的な感情に踊らされず、

「買えなかったから切り替える!」と
スッパリ諦めるのが精神衛生上オススメです。

無理に波へ乗ろうとするのではなく、

安く買えそうなところがあったらいいな、
という考えを持つことが大事です。

安いところを見つけたら拾う。

このようなスタンスでいないと、
高値掴みをしてしまったときに、
大きな含み損を生んでしまいます。

お祭り中の銘柄を見つけた際は、
参加する前にしっかりと
状況を観察してください。

上がっているからと、
すぐ途中参加するのは
非常に危険です。

そんなリスクを抱えてまで
飛び込むくらいなら、

値が落ち着いている他の銘柄を探して
トレードしたほうが安全でお得だと思います。

安値を拾うことさえできれば、
その後はどこで売ろうかと
利益を優先して考えることができます。

どこでポジションを持っておくべきか、
という点を常に意識してトレードしましょう。

今後、暴騰の予兆が出てきたとしたら、
今回ことを思い出していただければと思います。

それでは、また来週お会いしましょう!

ウルフ村田

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「高値掴み」に先手を打つ方法へのコメント

  1. おはようございます。目が覚めてしまったので、少し勉強しようとメールを開いたら、先生のメールが目に留まりました。
    「底値でトレードする」と、先生の講座にもありましたが、「あっ、上がっている株だな?と買いに入ってすぐ下がる。」振り返ると、そんなトレードをしていると反省しています。
    練習のつもりで、少額しかまだ買っていない私ですが、大いに反省し、本腰を入れていきたいと思います。

  2. 先生、いつもメールを有難うございます、
    端的に書いていただき 初心者の私でもよく理解でき、一字一句が
    私の中に入ってきます、
    只 ノートに要点をと思ってるのですが、どれも大切な事をおっしゃって
    いるので ほとんど書く羽目に・・・笑
    今後ともよろしくお願いします。

  3. いつもお世話になります。

    当初から「株式投資は資金量と時間軸」と伺い、一日の終わりには焦る気持ちを落ち着かせます。資金ポジションについて、昨日、株式が半分を超えている現在は特に。

    村田先生でも相当なキャッシュポジションの高めと伺い、もしかすると、私の状態は、すでに前のめり状態 まな板の鯉 の気もしてきました。

    過去の失敗の共通項は「買うと 上がると思いたがる」こと。

    大多数の人がこれから、日経平均3万円越え再び!と願うなか その前のひと波などは普通に来るかもしれません。
    常にどちらもあり得るというスタンスを忘れずに取り組みします。

    引き続き ご指導よろしくお願いいたします。

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