「ダマシ相場」からの脱出手順

2021.5.22
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From:ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、

おはようございます、
ウルフ村田です。

最近の日経平均ですが、
乱高下を繰り返してますね。

このような相場で、
テクニカル分析などが効かずに
困っている方も多いのではないでしょうか?

あなたもこんな経験はありませんか?

テクニカル分析や
レジスタンスラインを
見ていたとき、

「ラインを抜けて上昇していくと思って
 買ったらすぐに下がっちゃった…」

1度は経験したことがあると思います。

このように、売買サインとは
逆の方向に相場が動くことを、
ダマシ」と言います。

これは数ある現象の中でも
非常によく見られるものですので、

経験したことのない人はいないと
断言しても良いレベルでしょう。

では、なぜダマシが起こるのでしょうか?

それは、多くの個人投資家が
同じポイントを注目しているからです。

売買サインが出たときに、
投資家たちは一斉にエントリーする
ということでもあるわけですが…

そうして流れた資金を取るために、
あえて反対の方向へ多額の資金を投入する
大口投資家がいるんですね。

その結果、ダマシが発生します。

また、タチの悪いことに、
反対にしばらく動いたあと、
サイン通りに戻ることが多いです。

①ラインを上抜けする
②その直後に下がった
③その後また上がった

こんな感じですね。

ダマシを予測できれば、
引っかかることなくトレードできますが、

初心者の方ですと、

ラインを上抜けした後に買い、
ダマシが出たあとに損切り。

このような負のループに陥り、
損切りを繰り返してしまう
ケースがよく見られます。

流れがダマシであるかどうか、
見極められるようになりたいところです。

簡単にできる対策方法としては、

売買サインが出てもすぐに
エントリーしないのが良いでしょう。

サインが出てもしばらく様子見に徹し、
問題ないと判断できればエントリー、

といった感じに進めるのです。

サイン直後のエントリーより、
期待できる利益の額は減りますが、
無駄な損失をグッと回避しやすくなります。

利益が減ることと損失が出ること、
どちらがマシかはお分かりのはずです。

少しずつ流れを読めるよう、
今後も頑張っていきましょう。

それでは、また来週!

ウルフ村田

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「ダマシ相場」からの脱出手順へのコメント

  1. 株を買ったら直ぐ逆指値売りを入れておきましょう。下がっても少しの損失ですみ、利益がでていたらその少し下の値で逆指値を入れておけば、ほったらかしでも危険を避けることができます。
    決算が悪ければチャートは、必ず下がります。コロナが落ち着けば必ず株は、上がります。
    今が、ボトムです。秋か年末になれば復活すると信じています。例えどんなに儲かっても株の勉強
    は、少しもおろそかにしないつもりです。いい時こそ、落とし穴は大きい。ウルフ村田さんは、私の救いの神です。

  2. 恥ずかしながら、17日月曜日にその「ダマシ相場」に
    引っかかってしまいました。
    本格的に?株取引を始めてからもう1年以上経つというのに
    始値が前週金曜日の最高値を上回り、他の主要銘柄も同様の状況、と確認した
    つもりなのに、値が上がっていくところでやや早めに買ったのが失敗の元。
    もう少し様子をみるべきでした。
    脳みその半分は信用売りを仕掛けるつもりでしたが、その場の気分に流され、
    やってしまいました。冷静ではなかったですね。あーあ、です。以後気を付けます。
    適切なるご助言、ありがとうございました。

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