損失を最小に抑える“試し”とは?

2022.3.26
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From:ウルフ村田
都内の自宅より、、、

おはようございます、
ウルフ村田です。

今週の日経平均は先週と比べて、
大きく値を上げました。

やっと、
下げ展開を抜けられるかな
という状況です。

チャートが上昇していくと、
気分も上がってきますよね。

どんどん投資で結果を
出していきたいところです。

しかし、

株式投資で稼いでいくためには、
常に戦略性のある売買を
していかなければなりません。

特に、新規の銘柄に
手を付けるとなればなおさらです。

大きく稼ぎたいからと
むやみに株数を増やして売買すると、

予想外の大損失を被る、
リスクが一気に高まります。

ギャンブルのような大勝負を仕掛けて
一喜一憂するのも楽しいかもしれませんが、
私たちが理想とするトレードではありません。

ですので、

たくさん株を買って一発勝負するより
少ない株数で分割しながら
要所要所で売買していく

そのようなトレード方法の方が
銘柄の特徴が少しずつ掴めてきて
戦略を立てやすくなるのです。

こういった最低限の株数で売買することを、
「試し玉(ためしぎょく)」といいます。

試し玉は、自分が予測した
方向に値が動いてくれるか、
最低限の株数で様子見できる方法です。

敵情を知るために出す偵察隊のようなもので、
「探りの玉」という言い方もあります。

たとえば、これから売買する銘柄が
新規のものだったとしましょう。

初めての銘柄ですから値動きの特徴は
まだ分からないはずですよね。

ですので、慣れた銘柄と同じ株数で
仕掛けることは極めて危険な行為となるのです。

しかし、自分の見込みが
間違っていないか確かめるには、
実際に売買するしかありません。

そこで、試し玉が役立つというわけです。

わずかにポジションを持つことで、
銘柄の流れを探れるこの試し玉は、
“偵察の役割”を持っているといえます。

何度か試し玉を建てて動きを感じ取り、
自分の見込み通りだと確信できたら、
株数を増やしていくと効率的です。

ちなみに、こうして株数を増やしていくのは
「本玉(ほんぎょく)」といいます。

少し試してみて、

・気に入ったら買う
・気に入らなかったら
 以降は手を出さない

このようにして、
利益獲得の道筋を立てるのです。

最低限の株数とはいえ、
実際に売買するわけですから、
損益が発生することは避けられません。

しかし、

将来的に損失を抑えることに
大きく貢献してくれるので
試し玉は有用な手段だといえます。

良い銘柄選定にも、
売買の効率化にも、
ぜひ活用していってくださいね!

ウルフ村田

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損失を最小に抑える“試し”とは?へのコメント

  1. 試し玉がいつの間にか塩漬になってます。古漬けが好きなことを分かってるみたい。株は不思議ね。

  2. 余力を残し、ほどほどの利益で満足する。大きく得ようとすると掴みづらくなる。確実に得られれば世は楽になる。なので、政策、チャートなど広く深く見よう。流れの先にお金がある???

  3. 初めまして、いつもメールを見ているのですが、読んでいる内に頭の中を素通りして行き何も残りませんでした、これまで、これといった戦術もなく損ばかりしていました。
    今回の内容は大変理解出来、来週から実戦してみようと思います。
    メール有難うございます これからもよろしくお願いします。

  4. 確かにトレードを見返してみると、プラス銘柄は複数回出ており、また限られているようです。
    私にとって相性の良い株なのか、トレンドがはっきりしているからなのか、探り球を活用しながら、効率の良いトレードを目指したい。

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