値幅制限はチャンスの源

2020.11.14
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From:ウルフ村田
都内の自宅より、、、

おはようございます、
ウルフ村田です。

株価が延々に暴騰しない理由、
あなたは知っていますか?

仮に、株価が暴騰して
延々と上がり続けたら、

当然、相場に参加している人は
揃って株を買うでしょう。

しかし、株を売りたいと
思っている人は有限ですから、

買い勢力が強くなっていくにつれ、
次第に売り手はいなくなっていきます。

そうなると、買われた株は
やがて未成約となります。

こんなことがまかり通ってしまったら、
毎日安定して利益を上げられません。

こうした混乱を防ぐために、
証券取引所は株の売買を安定させるべく、
ある仕組みを作っています。

これを、「値幅制限」といいます。

1日に動く株価の値幅を、
前日終値を基準として
一定の幅に制限しているのです。

例えば、前日の終値が550円で、
値幅制限が100円だとしましょう。

この場合、
その日の最高値は650円で、
その日の最安値は450円までとなります。

ちなみに、制限の値幅は
前日終値の株価によって変わります。

株価が上限に達すると
「ストップ高」となり、

株価が下限に達すると
「ストップ安」となります。

ストップ高が起こる分には、
企業の業績が好調ということなので
まだ良いのですが…

ストップ安が起こると、
上場廃止や倒産の可能性も
考えなければなりません。

ストップ安の時にその株を保有していた場合、
なかなか売ることができませんので
大きな損出になりかねません。

ですが、、、

それは株を“買った”場合の話。

空売りをしている場合であれば、
ストップ安は大きな利益となるのです。

空売りは株価が下がるほど
利益になる投資方法ですから、
大きく利益を得るチャンスになります。

基本的にストップ安は
多くの投資家に嫌われる現象ですが、

必ずしも損失を被るとは限らない
ということを覚えておくと役に立ちます。

値幅制限、ストップ高、ストップ安を
まだ知らなかったという方は、

今回の話を機に、
意識してみると良いと思います。

それでは、来週のトレードも
頑張っていきましょう!

ウルフ村田

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