情報の選び方が命運を分ける

2025.7.19
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From:ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、

おはようございます、
ウルフ村田です。

最近、よくいただくご質問に、

「日経平均、
これから上がりますか?」

「FOMCの発表で
この銘柄は下落しますか?」

といった、
相場の今後に関する内容が
非常に増えてきました。

講師として表に立っている以上、
ご質問いただくのは
当然のことだと思います。

ただ、正直なところ、
私にも“確実な未来”はわかりません。

もちろん、自分なりの
見立てや想定は持っていますが、

一方的に「こうなる」と
決めてかかることはしていません。

ここで、
少し立ち止まって考えてみてください。

相場の動きや経済の流れを
常に正確に当て続けることなど、

ほんの一握りの才能ある人にしか
できないことではないでしょうか?

テレビで語る専門家やアナリストでさえ、
大きく予想を外すことも珍しくありません。

つまり、それだけ
“先を読む”という行為には

リスクも不確かさも伴うということです。

ですから私は、
「誰の予測を信じるべきか?」
慎重に見極め、

その上で複数のシナリオを持つように
常に心がけています。

的確な視点を持った方の話を聞くことで、
ポジティブ・ネガティブ両方の観点から、
見落としていた気づきを得ることもあります。

しかし、どれだけ信頼できる人の予想でも、
鵜呑みにするのではなく、

“想定のひとつ”として
受け取ることが大切です。

備えを持ちつつ、
柔軟に動けるようにする。

これが、トレードにおける
一つの鉄則だと考えています。

私が20代で投資を始めた頃から、
この考えは変わっていません。

当時は銀行に勤めており、

ゴールドマンサックスや
リーマン・ブラザーズなど、

世界を動かす企業の方々と
直接お話をする機会もありました。

今振り返ると、
ネットもまだ普及していない時代。

そうした話を聞けるのは
限られた立場の人間だけ。

非常に貴重な経験だったと感じます。

ですが、今はどうでしょう?

X(旧Twitter)をはじめ、
SNSを使えば、誰でも

プロ・アマ問わずさまざまな視点の情報を
受け取ることができます。

自分だけの視点で完結させるのではなく、
多くの人の意見や感覚に触れることで、

よりバランスの取れた判断ができるのです。

発表される経済指標やイベントに対しても、

「世間ではどう予想されているのか?」
「市場はどんな空気感なのか?」

といった“声”を拾うことが可能です。

Xでは、専門家から一般投資家まで、
リアルタイムの生の声が溢れています。

自分一人で結論を出そうとするより、

「見えてきたら動く」
「分からなければ様子を見る」

という姿勢の方が、よほど安全で賢明です。

私自身も、Xがない時代には、
優秀なトレーダー仲間と電話でやりとりをし、
お互いに情報交換を重ねていました。

それが今では、スマホ一つで、
何百人・何千人の意見を見られる時代。

便利になった分だけ、
情報の選び方や捉え方が
より重要になっています。

大切なのは、
“誰が言ったか”ではなく、

“なぜそう言ったか”を見抜く視点。

他人の予想に振り回されず、
自分の軸で冷静に判断していきましょう。

それでは、

来週のトレードも
元気に頑張っていきましょう!(^^)

ウルフ村田

 

 

PS:

「この銘柄、
いいって聞いたけど…
今買っても大丈夫?」

そんな不安、ありませんか?

ポイントは“今”の状況を
正しく読むこと。

勢いだけで飛び乗ると、
痛い目に遭うことも…。

今週公開した動画では、

注目銘柄の“買い場と
売り場”を具体的に解説。

相場の波に飲まれないための
視点を、ぜひご覧ください。

↓↓
https://kabutore-master.com/s/250719blog_yt

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One thought on “情報の選び方が命運を分ける

  1. 株は、変化の芸術。変化に合わせ同調し、原因を探り調整する。まさに闇と光の世界ですね。

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