From:ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、
おはようございます。
ウルフ村田です。
7-9月期決算発表が本格化していますね。
企業の決算発表が終わると、
下落する銘柄が多く見られることがあります。
そこで、下がった銘柄を
“ナンピン買い”する人が多くいます。
ナンピン買いとは
買いのポジションを持っていて、
株価が下がったときに
追加で株を買うトレード手法の一種です。
使い方によっては、
損失を軽減できる手法なのですが…
使い方を間違えると、
一気に損出を出してしまう
リスキーな手法でもあります。
今回は、ナンピン買いの詳細と
メリット・デメリットについて
お話したいと思います。
ナンピン買いの「ナンピン」は、
漢字で「難平」と書きます。
「難(なん)」を「平(たいら)」に
株価の下落による損失(難)を
平均化するという意味があります。
ちなみに、英語だと
「average down」と言います。
さて、ここからはナンピン買いの
メリットとデメリットを説明します。
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ナンピン買いのメリット
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①株の平均取得単価を下げられる
②買い増しした株が値上がりした場合、
得られる利益が大きくなる
平均取得単価とは、
1株あたりの購入にかかる金額を
平均した価格のことです。
例えば、同じ株を1,000円と800円で
1株ずつ買ったとすると(1,000+800)÷2で、
平均取得単価は900円となります。
ナンピン買いは
株を安く買ったことになるため、
買い増しした株が値上がりすれば、
利益が大きくなるんですね。
次に、ナンピン買いのデメリットです。
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ナンピン買いのデメリット
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①含み損が膨らむ
②最終的に「塩漬け株」となり、
大きな損失を抱える可能性がある
買い増しをして株価が上がらないと、
含み損が膨らんでいってしまいます。
そして、売ろうとしても売れなくなり、
塩漬け株となってしまうのです。
これらが、ナンピン買いの
メリットとデメリットです。
ただ、ナンピン買いは
デメリットの面が目立つので、
損小利大を徹底している
私としてはオススメできません。
ですので、こういうやり方がある位の
認識でいていただければと思います。
損小利大の実現を目指して、
来週も頑張っていきましょう!
ウルフ村田
上昇トレンドの時は、いいけど。下降の時は、危ない。後は、神に祈るだけ。