ハイリスクのトレードに頼らないワケ

2023.5.13
Share:

From:ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、

おはようございます。
ウルフ村田です。

今回は「ナンピン買い」の
メリットとデメリットの詳細について、
お話ししていこうと思います。

ナンピン買いはデメリット面が強いため、
損小利大を徹底している私としては
おすすめできません。

なぜおすすめできないのかは、
これから説明をいたしますので
ぜひお目通しください。

それではメリットから
見ていきます。

ナンピン買いをすると、
平均取得単価を
下げることができたり、

買い増しした株が
値上がりした場合、

得られる利益が
大きくなります。

具体的な例を見てみましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーー
①AとBが1株1,000円の銘柄を100株ずつ保有
②株価が500円まで落ちる
③Aは更に100株買い増し、Bはそのまま
④株価が1,500円まで上がったところで2人とも売却
ーーーーーーーーーーーーーーー

これを更に詳しく
見ていきますと、

Aの平均取得単価は、
「1,000円×100株+500円×100株」÷200株で750円。

Bは買い増ししなかったので、1,000円のまま
その後株価は1,500円まで上昇。

Aは1株750円で買ったことになっているため、
1株あたりの利益は『750円』

Bは1株1,000円のままであるため、
1株あたりの利益は『500円』

このように、
株を安く購入した分、

得られる利益の差が
開いていることが
おわかりいただけたかと思います。

ナンピン買いした株の数が
多ければ多いほど、

最終的に得られる利益の量も、
ナンピン買いをしなかった場合に比べて
多くなっていくことになりますね。

ここだけ見れば、
「ナンピン買いってすごい!」
思えるのですが、

メリットと言っている以上、
当然デメリットも
存在しているのです。

それも決して見逃せないほどの
大きなものなので、

私としてはむしろここからを
理解していただきたいと思っています。

ということで、
お次はデメリットの詳細を
見ていきましょう。

ーーーーーーーーーーーー
①AとBが1株1,000円の銘柄を100株ずつ保有
②株価が500円まで落ちる
③Aは更に100株買い増し、Bはそのまま
④株価が300円まで下がったところで2人とも売却
ーーーーーーーーーーーー

Bの平均取得単価は1,000円なので、
300円−1,000円で『−700円』の損失。

Aの平均取得単価は750円なので、
300円−750円で『−450円』の損失。

この時点ではBのほうが
損失額が大きいように
見えます。

しかし、Aはナンピン買いで
更に100株購入しているので、

Bの最終損失額は
100株×700円=70,000円
となりますが…

Aの最終損失額は
『200株×450円=90,000円』
となってしまいます。

得られる利益も大きいですが、
被る損失も同じだけ大きい
ということになるんですね。

以上で、私がナンピン買いを
おすすめしない理由が

おわかりいただけたのでは
ないでしょうか。

強力ではありますが、
使い時を間違えると

大火傷を負う
手法ということは覚えてください。

では今日はこのへんで(^^♪

日々のトレード・勉強も
頑張ってまいりましょう(*^o^*)

ウルフ村田

PS:
「ナンピン買い」は
知識で回避していきましょう。

日々学習することこそ
成功への最短ルートになります。

その方法をライブで体感できる
機会を用意しましたので
あなたも是非参加してみてください。
↓↓
http://japan-i-school.jp/jim/wolfseminar_2023/

関連記事

Pick Up!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です