トレード観を研ぎ澄ます

2022.7.23
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From:ウルフ村田
自宅のトレードルームより、、、

おはようございます。
ウルフ村田です。

今日は基本に立ち返り、

トレンドの3局面について
お話いたします。

これはチャート分析の基本である
ダウ理論に含まれる内容ですが、

チャートは単なる値動きを
示しているのではなく、

その裏に、投資家の心理が
含まれています。

この投資家心理を踏まえて
考えたときに、

1つのトレンドの中に
3つの局面が存在することになります。

<上昇トレンドの場合>

①一部投資家の買い集めの時期

トレンドというのは、
一部の投資家たちの「買い集め」
から始まります。

この第一段階で起こるチャートの動きは
チャート分析とは関係がなく
突発的に起こるものになります。

動きは比較的緩やかな場合が多いです。

②トレンドフォロワー全員参加の加速期

そして、チャート分析をもとに
売買をするトレンド重視の投資家は、

第一段階の動きを察知して、
流れに乗ろうとします。

これが第二段階であり、
急激な価格変動が起こりやすい
タイミングになります。

③一部投資家の売り抜けの時期

最後に、第一段階の投資家たちの
「売り抜け」が始まり、
トレンドはやがて終焉を迎えます。

下降トレンドも同様な流れとなります。

トレンドというのはこのように
投資家が取る一連の行動によって
作られるのです。

この投資家たちの行動を予測することが
できれば、どのタイミングで買えばいいのか

逆に、買っちゃいけないタイミングも
自ずとわかるようになってきます。

チャートの裏側では、
投資家たちはどんな心理を抱いていて、
今何に注目しているのか?

これを常に考える必要があります。

ただ、いきなり初心者の人に
これをやれと言われても、
できなくて当然です。

最初の頃は勝手な思い込みによって
読みを間違えてしまうことの方が
多いでしょう。

そのため、常日頃から
1つの銘柄だけでなく、

複数銘柄の動きを
俯瞰して見る習慣をつけることで
だんだんトレード観が鋭くなっていくのです。

ぜひ、この考え方を意識して
トレードに取り組んでいきましょう。

それでは、また来週(*^^*)

ウルフ村田

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One thought on “トレード観を研ぎ澄ます

  1. おはようございます。
    いつも貴重なご指導ありがとうございます。毎日、40銘柄の株価をチエックして各業種の動向を
    確認しているところです。最近、ロスカット設定の重要性を認識したところです。

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