数値化された押し目チャンス

2021.11.6
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From:ウルフ村田
東京のトレーディングルームより、、、

おはようございます、
ウルフ村田です。

日経平均は、3万円を目前に、
上値の重い展開が続いています。

2万7500円を一時下回った、
10月初めからは値を回復してきましたね。

日経平均が堅調に推移してくると、
株式投資を始める人がドドドっと増えてきます。

このブログを見ている人の中にも、
最近トレードデビューした人もいるのではないでしょうか?

今日は、そんな投資初心者の人が

即実用可能な株のトレード戦略

についてお話します。

中級者~上級者の方も、
意外と抜け落ちているポイントなので
しっかり抑えて利益に繋げてくださいね!

まず、初心者にありがちな悩みとして、
“どこで入っていいのか分からない”

というのがあります。

投資をしているとよく
「押し目を拾う」という言葉が出ますが、

この押し目の拾い方を間違えると、

逆に、

大きな損失につながる場合もあります。

ずっとパソコンに張り付けるなら
反転するまで待てばいいのですが、
そんな時間に余裕のある人は少数でしょう。

そんな時に使えるのが、
今日のメインテーマとなる

押し目率

の考え方です。

押し目率とは、直近の上昇幅に対して、
現在の株価が上昇の頂点からどのくらい
押しているか(下落しているか)を表す数値です。

例)
1,000円から2,000円へ上昇した株価が
200円下がったとしたら
押し目率は20%となります。

とはいえ、20%くらいの押し目を
拾おうと注目している人は
まずいないと思います。

多くの投資家が
「このくらいまで下がれば買ってもいいかな」
と、考える押し目は、

・1/3押し
・1/2押し(半値押しとも呼ばれる)
・2/3押し
・全値(ぜんね)押し

など、節目になる分かりやすいところ。

これを数値にすると、

1/3押しなら押し目率は33.33…%
1/2押しなら押し目率は50%
2/3押しの押し目率は66.66…%
全値押しの押し目率は100%

この基準にチャートを見た時、
節目のタイミングで反転すれば
押し目を拾うチャンスとなります。

ここで注意したいのが、
反転してもまたすぐに下がる場合。

もし、ポジションを持っていて
そんな状況になった時は、

すぐ逃げたほうがいいです、

特に、少資金の人は。

株価が下がる前に現金にしておけば、
追証になることはありません。

再度、浮上したのを確認してから、
再エントリーすればいいのですから。

私が注目している押し目率は、

・38.2%
・61.8%

といったフィボナッチ級数。

一見すると中途半端に見えるこの数字には、
論理を超越したパワーがあります。

日本ではあまり馴染みのない数値ですが、
海外投資家には一般的な考え方として
普及しています。

ネットで検索すれば、
より詳しく解説しているページがたくさんあるので、
ぜひ、頭に入れておいてください。

最後に…

本日ご紹介した内容は、
短期間の小さな上昇に対してはあまり
役に立たないので注意してくださいね(*^^*)

長期的に俯瞰して見ましょう。

それでは、来週のトレードも
頑張っていきましょう。

ウルフ村田

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数値化された押し目チャンスへのコメント

  1. ウルフ村田さんのコメントには、 いつもハッとさせられることがあります。
    おっしゃる事は、基本を 忘れないために とても大切なことですね。   

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